竜『·····兄貴、ごめん…..。』
ある時、テレビを見ていると 部屋に居た筈の竜胆が俯きながら、とても悲しそうな声で そう語りかけてきた
蘭『·····んだよ·····どした…..??』
何故悲しそうなのか、何故謝るのか。
愛する弟の一大事かもしれない、何時もの自分を保てる訳もなく 困惑した声でそう返事をする。
俺は大事な話だとすぐに察し、リモコンを持ち、テレビの電源を切った。
何があったのか、もしや俺が何かしたか…?それか誰かに何か…..!?!?
そんな憶測をしていると、竜胆が口を開けた。
竜『…..お、おれ·····』
竜『ぁ、にき、のこと·····、好きに…..なっ、ちまって·····、』
数分が経った時、その言葉がどういう意味なのか 分かった。
分かった、と言うより “分からせた”の方が正しい、何故なら 正直、大変 困惑しているからだ。
蘭『…..ん·····??….ぇ”…????』
竜『·····だ、から…..!!!』
蘭『ん!!聞こえてる!!聞こえてたから!!大丈夫!!もう言うな!!』
もう一度言おうとする竜胆を止め、俺は頭を抱える
蘭『ん”~と·····え~と·····????·····何で急に…..????』
竜『·····ずっと前からあったんだけど········兄貴の事ばっか頭に出てきて·····出てくる度にドキドキっつ~かギュンギュンって言うか·····そんな感じで·········』
竜『そんで·····さっき調べたら分かった·····、』
蘭『··········』
実の弟に好意を寄せられている、正直、驚きと困惑以外の物はない。
俺は抱えていた手を離し、頭を上げた
蘭『·····俺の事、幸せに出来る自信、ある?』
竜『!!!!!』
竜『うん·····!!!!!』
_______何て事言ってたのに。
竜『…..兄貴ぃ~…..』
蘭『ん?』
竜『も~ちょい構ってもいいんじゃねぇの·····?』
告白してきた奴がくっそ甘えてんだけど·····w
蘭『俺今忙しいの、その辺のピンクとかピンクとかピンクに構ってもらえ』
竜『あのピンクやだ』
蘭『うけるw』
これじゃ俺が竜胆の事幸せにしてんじゃんw
春『お前ら聞こえてんだよ』
竜『あ、·····え~と·····』
春『上司の名前忘れるか普通???』
竜『いやお前影薄いからさ·····』
春『いやバリバリ陽だわ』
竜『は???』
春『は???って何だよこのクソ』
·····んま
蘭『これはこれでいいかも…..w』
コメント
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トゥンく♡♡
ノベル最近書いてなかったから、練習で書いたら没った、うける