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みらーぼーる
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#rmfu
Mona
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【登場人物】
rm 天然な農家の息子(花嫁)。夜も朝も無自覚な行動でfuの理性を揺さぶる。
fu 冷徹な旦那様。rmを突き放したいのに、天然爆弾に被弾し続けて眠れない。
kz &syu 面白がって2人を同じ部屋に放り込んだ確信犯の側近コンビ。
rm視点
【いんく家の豪華な屋敷・廊下(夜)】
rm「kzさん、syuさん。俺の部屋はどこですかー? そろそろお布団敷いて寝たいです」
ご主人様の部屋を出て眠たい目をこすりながら二人を探す
kz「あ、rmくん探したよー! 君の部屋ならもう準備してあるよ。こっちこっち!」
syu「ふふ、驚かないでね。この屋敷で一番広くて、一番いいベッドがある部屋だから」
二人は、息ぴったりで兄弟みたい
rm「わあ、本当ですか!? ありがとうございます!」
やっぱ、都会の人って親切だなぁ
【fuの豪華な寝室(夜)】
案内された部屋のドアを開ける
rm「うわぁ……! お部屋の中に、おっきいソファーと、お城みたいなベッドがある……。あれ?」
どれも見たことがない家具ばっかりだ
シルクのパジャマ姿で、ソファーに座って書類を読んでいるご主人様がいた
fu「……おい。なんでお前が俺の寝室にいるんだ」
なんでって言われても…
rm「はえ? kzさん達がここが俺の部屋だって……。あ、fu様もここで寝るんですか? 相部屋だー! よろしくお願いします!」
二人部屋だったのか、これでキュウリをご主人を探さなくても渡しやすくなった
fu「相部屋なわけあるか!!」
そういい、ご主人は資料を閉じて立ち上がった
fu「(あの臨機応変すぎる側近ども……! 面白がりやがって、あとで減給処分にしてやる……!)」
fu「チッ……。いいか、勘違いするなよ。同じ部屋だからと言って、俺がお前を花嫁として受け入れたわけじゃない。優しくしてもらえるなんて思うなよ」
fu「お前はそこの冷たい床で、丸くなって寝ろ。ベッドに近づくのも禁止だ」
少しルールは多いけど
rm「えっ、床でいいんですか!? 嬉しいです! 絨毯がふかふかだから、むしろ我が家の布団より寝心地良さそう!」
麻の布団よりはましかな
fu「……は?」
ご主人は、突然黙り込んでしまった
rm「いつもは軽トラの荷台とか、畑の土の上で昼寝してるので! ありがとうございます、fu様ってやっぱり優しいですね!」
こんなに柔らかい寝床を用意してくれてやっぱり都会の人って優しい
fu「優しくしてない!! 嫌がらせのつもりで言ったんだが!?……くそ、もういい、勝手にしろ!」
そういい、ご主人は布団にもぐってしまった
rm「はーい、おやすみなさい〜」
そういい、俺も絨毯の上で横になった
fu視点
【fuのベッド(数十分後)】
時計の針の音だけが響く部屋。何度も寝返りを打つが、全く眠れない
なんであいつ、あんなにすぐスースー寝息立ててんだよ。男のくせに警戒心が皆無すぎるだろ……
チラッとベッドの下をのぞき込む、そこにはrmが小さな体を丸めて寝ている
rm「うぅ……さむい……。冬の大根になっちゃう……むにゃ……」
冬の大根ってなんだよ……。っていうか、やっぱり寒いんじゃねえか。……はぁ、風邪でも引かれたら後々めんどくさい
ため息をつき、毛布をもってrmのそばへ立った
fu「おい、これでも被って……」
rm「んんっ……(急に寝返りを打って、fuのパジャマの裾をギュッと掴んで寝返りをうつ)」
fu「うわっ……!?」
俺の裾をつかみながら寝返りをしたことによりバランスが崩れrmの上に覆いかぶさるように倒れこんだ
【床の上(至近距離の2人)】
fu「(っ……!!! やば、顔が、鼻の先が触れそうな距離……! こいつ、起きたか!?)」
俺は、内心焦った
rm「ふぇ……? んん……fu様……?」rm(トロンとした、完全に無防備な潤んだ瞳で、真上にいるfuを見つめる)
そんな顔をされたら…
fu「あ、いや, これはだな! お前が寒そうにしてたから、布団をかけてやろうとしただけで、決して変な下心は――」
とにかく弁明しなくてはいけない
rm「わあ……! fu様、お顔がもの凄く赤いです! トマトみたい!」
気づけば俺の顔は、赤くなっていたらしい
fu「ト、トマトって言うな!」
昼間のことといいなんなんだこいつは
rm「もしかして、お仕事のしすぎでお熱があるんじゃないですか? 体がすっごく熱いです」
そういい俺の胸板に、両手をポンと当ててきた
fu「――ッ!?」
心臓がバクバクと激しく波打つのが、rmの手にダイレクトに伝わてしまう
rm「うわ、心臓がすごい速さでドクドク言ってます! 早くお熱を測らないと!」
慌てたようにrmがそういった
fu「ち、ちがう、これは熱のせいじゃなくてお前のせいで――」
rm「お母さんが、お熱のときはこうやっておでこを合わせると一番よく分かるって言ってました!」
fu:「は? おでこ……? ちょっと待て、お前、何を――」
俺の首の後ろに手を回し、グイッと自分のほうへ引き寄せ、お互いのおでこがピタッと合わせた
fu「……っっっ!!!!!!!」
fu「(ゼロ距離……! あいつの吐息が顔にかかる……! まつ毛長いし、肌めちゃくちゃ綺麗だし、なにより、男のくせになんでこんなに……っ///)」
rm「うーん、どうかなあ……?」
目をパチパチさせて、じーっと俺の瞳を見つめ返す
fu「(だめだ、これ以上は俺の理性が死ぬ……!!!)」
ガバッと飛び起きて、顔を耳まで真っ赤に染めながら部屋の隅まで後退する
fu「お、お前……!! いい加減にしろ!! 緊張感というものが無いのか!? 男の俺にそんなことをして、どうなるか分かってやっているのか!?」
どうしてそんなに平然としていられるのか
rm「はえ? 体を心配しただけなんですけど……また怒っちゃいました? 難しいなぁ、旦那様のお世話って」
そういい首をコテンと傾げて、不思議そうに俺を見上げた
fu「っ……もういい! 早く寝ろ! そのバカでかいベッドで寝ろ! 俺が床で寝る!!」
そういい、布団を頭からスッポリ被って丸くなり目を閉じた
【大食堂】
指定された席に座ると隣にニヤニヤと悪い顔をしたkzとsyuが来た
kz「おはよーfu。……って、あれ? fu、なんか目の下にもの凄いクマできてない?」
syu「ふふ、昨日は眠れなかったのかな? 広いベッドのはずなのにねぇ?」
仕方ないだろ、昨日あんなことがあったんだからとはいえずに
fu「……うるさい。黙って飯を食え(完全に寝不足で不機嫌極まりない)」
とだけ言ってそっぽ向いた
rm「fu様、おはようございます! 朝ごはんです!」
そういい、俺の隣に座った
fu:「……あ?」
rmが俺の机の上に何かを置いたので確認すると
fu「おい、なんだこれは。シェフが作ったフレンチトーストの横にある、この茶色い液体と怪しい物体は」
rm「お屋敷の朝ごはん、なんだかカタカナの難しそうな料理ばかりだったので、お礼に俺が作りました! うちの畑で採れた大根と油揚げのお味噌汁です!」
fu「はぁ!? 俺の朝食に勝手な真似を……! そもそもこんな庶民の、泥臭い大根の料理なんか俺の口に」
なんで、こんなものを飲まなきゃいけないんだ
rm「fu様、昨日お熱(心臓バクバク)っぽかったから、体に優しいもの食べてほしくて。はい、あーん!」
syu「えっ?そうなの?」
fu:「ぶっ……!?(昨夜のゼロ距離を思い出して顔が真っ赤になる)」
kz:「(お、あーんされてる。スマホで動画撮ろ)」
syu:「(fuの顔、トマトより赤いね)」
fu:「あ、あーんするな!! 自分で食う!!」
恥ずかしさを隠すように、お味噌汁をひったくって一口飲む
fu:「……ズズッ」
fu「(……っ!? なんだこれ、大根がめちゃくちゃ甘くて、出汁が信じられないくらい優しくて……美味い……!!)」
rm:「どうですか……? お口に合いませんでしたか……?」
きゅるんとした目で不安そうに俺を見つめる
fu:「……っ。ま、マズくはない。……ただの、大根だ(と言いつつ、もの凄い勢いで完食する)」
すごくおいしいなんてこの俺から言えたもんじゃないが、シェフのご飯と並ぶおいしさだった
rm:「わあ! 全部飲んでくれた! 嬉しいなぁ!」
そう言い、ニコっと笑った
fu:「(くそ……! 胃袋まで掴まれかけてる気がする……。認めない、絶対に認めないぞ……!///)」
次回=♡30
コメント
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第2話、めっちゃ良かったわ!天然無自覚花嫁rmくん vs ツンデレ理性崩壊寸前のfu様、この構図がたまらん🔥 「冬の大根になっちゃう」とか「トマトみたい!」とかrmくんの比喩センスが農家で一貫してて笑った。おでこ合わせでfu様の理性が死にかけるシーンはガチで胸熱。最後の朝ごはん「マズくない」って言いながら完食するfu様、完全に胃袋掴まれてるやん!次回も楽しみにしてるわ!