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き、緊張した〜〜〜〜〜。
初めてまともに涼風くんと喋った気がする…。
まだ少しどきどきする胸を撫で下ろし、席へ戻る。
涼風くんはなんともなさそう。
雪「???」
蒼「どうした凛、お前が女の子触るなんて珍しいじゃん」
凛「触ったんじゃない、言いたいことがあっただけだ」
涼風くんはふん、と不貞腐れたように顔をしかめて蒼くんへ反論する。
夕「えーなんの話してたの気になる」
は「あ、いや、ちょっとね」
雪「なんや秘密ごとか〜?」
雪くんがいつになくニヤニヤしている気がする。
おい、そんなじゃないぞ。
凛「おい、そんなんじゃねぇ」
おぉ、思考が一緒!
いつの間にか全員お皿の中が空っぽになっていた。
美味しかった〜。
やっぱりご飯食べるとハッピーなるね。
ハッピーといえば。
は「そういえばみんなって誕生日いつなの?」
夕「私は7月8日〜」
雪「僕らは5月27日やで〜来月やな」
蒼「俺のが早く生まれました」
雪「ちょっとの差やろ」
涼風くんは…答える気、ないみたい。
蒼「凛は11月19日。みんな祝おうな?」
凛「何勝手に言ってんだ蒼」
雪「まだまだ先やんか」
涼風くんの代わりに蒼くんが堂々発表。
涼風くんは勝手に発表されて少し不満そう。
夕「はるちゃんは?」
は「私は4月17日」
雪「え、もうくるやん」
そう、今週末はなんと、私の誕生日なのです。
みなさん、盛大に祝うがよい。
蒼「はるちゃん出てるよ、出てる」
雪「声が」
は「あ、さーせん」
夕「おめでたいね、みんなで祝わなきゃ」
そんな会話をしてたらどんどん時間は過ぎて行き、いつの間にか外は夕暮れ時だった。