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コメント
7件
天才すぎる...🥲続きが気になりすぎます...✨
わ〜!リクエスト採用してくれてありがとうございます!🥹🙏🏻💖 続き楽しみにしてます✨
おぉ!!ついに自分の気持ちにケリをつけましたか…続きが気になります!😊
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h「はぁ…」
やってしまった…
辛くなったからって、すぐに逃げてしまう。悪い癖だ。
h「でも…あれは誰でも無理でしょ…」
これも言い訳。わかってる。わかってるけど…
r「若井ーっ!!」
h「ぇ…涼、ちゃん…?」
声のした方に顔を向けると、涼ちゃん…
と、大森先輩がいた。心配して追いかけて来てくれた
嬉しい気持ちと、この状態で来てほしくなかった気持ち
が上がったり下がったりしている。
m「ごめん…そんなにモテないこと気にしてた…?」
r「気づかなくってごめんね…!」
h「いや…そうじゃ…」
h「…ううん。なんでもない。大丈夫。」
ここでそうじゃないと言ったら、じゃあどうして
さっき逃げたのかってなるから言わないことにした。
h「俺こそ、理由も言わずにどっか行っちゃってごめんね。」
m「ん、大丈夫。でも、今度からは ちゃんと言ってからにしてね。」
〈ポン、ポン…〉
h「…!」
そう言うと、大森先輩は俺の頭をポンポンしてきた。
あぁ、もう まただ またこれだ
胸が苦しくなって、ドキドキして、顔が熱くなる。
それに、こんなことをされたら勘違いしてしまう。
大森先輩を好きなみんなはきっとこういうことをされて
勘違いして恋に堕ちていくんだ。
r「…さ!お昼食べよ!」
m「そうだね。食べ途中だったし。食べよっか」
h「う、うん…」
それから、「大森先輩の好きな人は誰なんだろう」
ということを頭で何回も考えてしまうようになった。
…考えたくなかったけど、1人だけ心当たりがある。
誰かって言われると…洋子さん、なんじゃないかって思ってる。
でも、そうじゃないと願いたい。あんな大森先輩に
ベタベタくっついて行くような人。嫌だ。
俺は、ただただ願った。大森先輩の好きな人が洋子さんじゃないことを。
ー放課後 部活終わりー
r「わー、疲れたー。早く帰ってベッドにダイブしたーい…」
h「あれ、珍しいね 笑 そんなこと言うの」
r「ちょっと今日は流石に疲れちゃったぁ」
h「そっか 笑 お疲れ様。」
部活が終わり、涼ちゃんと帰ろうとすると…
?「ねーえーいいじゃーん!おーねーがーいー!」
?「ーーーーっつってんだろ!しつけぇな!」
h (この声…大森先輩…!?)
声のした方へ急いで顔を向けると、案の定
r「洋子さん…」
洋子さんがいた。
h「なんでだよ…」
最近来なくて安心してたのに。
r「行くよ、若井!」
h「ぇあ、うん…!」
y「ねーえー!」
m「はぁ、もうマジでさお前…」
h「あ、あのー!な、ナニシテルンデスカ!!」
喧嘩に入ったことなんかないから、
緊張してカタコトになってしまった
喧嘩してるかって言われたら…ちょっと違う気もするけど
m「若井…!涼ちゃん…!」
y「はぁー?邪魔すんなしー…」
邪魔ってなんだ。なんか腹立つ。
r「元貴センパイになにしてるんですか」
ナイス涼ちゃん!さすがモテるランキング2位!
y「ねぇ、なんで私が悪いみたいになってんの?
私はただ、お金貸してって言ってるだけなのに! 」
h「お金貸して…?!」
m「だから、もうすでに25万貸してるだろ!
その金もまだ返してもらってないのに!」
r「な、なんだって〜っ!?」
なんて最低なんだこの女は…!
すでに25万貸してもらっていてまだ
返してもいないのにさらに貸せだと…!?
今まで会った人で一番クズかも…
h「そ、それはよくないと思います…、」
r「そ、そうですよ!せめて返してからにしてください!」
y「貸してほしいって言ってるのに返す金があるわけないでしょ!?」
r「そうですね!ごめんなさい!!!」
h「涼ちゃん…」
どうしよう…なんか解決策を…
その時、洋子さんがニヤリとしたのは 気のせいじゃなかったはず。
ニヤリとした時、 洋子さんは俺に話しかけてきた。
y「ねぇ、若井くぅん。知ってる〜?」
h「な、なんですか…?」
y「元貴ってぇ〜、小 中の間
ずぅーっと私のことが好きだったんだよぉ〜? 笑」
h「ぇ、」
m「ちょ…!」
なにそれ。そんなの聞いてない。
y「笑笑」
洋子さんは、絶望する俺を見てくすくす笑っている。
y「もしかしたら…今も好きなんじゃなぁい?笑」
m「は!?んな訳ーーーー…」
…やっぱり、やっぱりだ。
やっぱり大森先輩は洋子さんのことが 好きなんだ。
これでわかった。大森先輩は俺のことが好きじゃない。
…大森先輩のこと、好きになるんじゃなかった。
間違っていたんだ。全部。
r「っ!」
h「ぇ、」
そんなことを考えていると、俺は涼ちゃんに手を引っ張られた。
h「涼ちゃん、!どうしたの…?」
r「若井らしくないよ!!泣」
h「えっ、」
どうして涼ちゃんが泣いてるの…?
俺もまだ泣いてないのに
r「頑張るんじゃなかったの!?泣」
h「…!」
〜〜〜〜
h「…涼ちゃん、ありがとう!俺、頑張るよ!」
r「…!」
h「大森先輩に振り向いてもらえるように!」
r「…ふふ、うん!頑張って!僕も協力するよ!」
h「うん!ありがとう!!」
〜〜〜〜
r「あの時…!若井が頑張るって言ったから
僕も協力するって言ったのに!
もう、あれくらいの攻撃で引くような
若井になんか協力してあげないよ!!泣」
h「涼ちゃん…」
そうだ あの時決めたじゃないか 頑張るって
なんで忘れていたんだろう
…ここで、決めた。もう忘れない。
俺はなにを言われても、大森先輩を諦めない!
h「涼ちゃん。ありがとう。」
涼ちゃんには本当に何度も助けられた。
「ありがとう」って一言じゃ足りないくらい、
涼ちゃんには感謝をしている。
h「俺、もう折れない!」
そう言うと、涼ちゃんは目から溢れ出た 涙を拭いて
r「…うん、若井はそうじゃなきゃ。」
と、俺の大好きな優しい笑顔で言ってくれた。
r「って、やば!元貴センパイ置いてきちゃった!」
h「えっ、ぁ…ほんとだ…」
今先の出来事で忘れていたが、
大森先輩を置いてきちゃったんだった。
いや、どんだけ忘れるんだよ俺!おじいちゃんか!
h「って、ツッコミ入れてる場合じゃない!」
r「い、急いでもどれーっ!」
h「うわぁー!」
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変なところで切ってごめんなさい…!
続きすぐ出しますのでお待ちください!