はじめまして。りんごもち🍏です。
このアカウントでは、ミセスの二次創作小説?みたいなのを書こうと思っています。
なんていうんだろう、BLでも夢でもない、小説?みたいな笑
記念すべき第一回目は、omrさんとwkiさんの出会いがこうだったらいいな~みたいなのを書いていこうと思います。
それでは、StaRt
俺の名前は若井滉斗。中学三年生。友達がいて、彼女がいて、わりかし陽キャタイプの普通の高校生だ。俺には今、どうしても一緒に音楽をしたいやつがいる。
俺の斜め後ろ。教室の窓側の後ろから二番目の列、そいつの名前は大森元貴(おおもり もとき)夏でも冬でも紺色のセーター着ていて汗をかかない。変な奴。でもそれ以上に、人の意識を引きつけるような凄い曲が書ける、すごいやつ。中一の時は席が前後になったりして仲良かったけど、中二でクラスが離れてからはそうでもない。急に後ろから肩をたたかれた。
「若井。今日この後カラオケ行こーぜ。」そういってきたのはいつもつるんでいる一軍のメンバーたち。
「あ、そうそう。他校の女子も来るらしいz」
「あ、ごめん、今日もいけねーわぁ。俺ぇ。職員室いかなきゃいけなくてさぁ。アハハ…。」そういって課題を取り出す。そんな用事ないけど。
「お前w今度はなにやったんだよwまぁまた今度来いよ~。」
そういいながら彼らは教室を後にした。今教室に残っているのは大森と俺だけ。
大森は相変わらず頬杖をついて音楽を聴いている。
今日こそOKをもらうんだ….!
「おっ・おっ・もっ・りっ!」
そういい彼の机に両手を置くと、彼は、げ、という顔をして見せた。わざとではなく、間違いなく自然ときた表情だった。
「なぁー緒に音楽やr」
「嫌だ。」クッソ、今日も即答じゃんか。彼はそそくさと帰る準備をしだす。彼が教室のドアをガラッと開けたところでこう聞いた。
「なぁんでぇ…..、俺が楽器弾けたらいいの?」
「そういうことじゃなくて….んー….それよりも、」彼はドアの前で振り返って僕の前に顔をずいっと寄せて、
「しつこい。」
そう言い残し、教室のドアをぴしゃっと閉めた。あーあ、今日もダメだったかー。まぁいいよって言ってもらえるまで言い続けるけどね。
said.Mikoto
「おっ・おっ・もっ・りっ!」
うわ。また来た。懲りないなほんと。そう思うと自然と顔が引きつってしまう。今日は四限で帰れるから楽曲制作進められると思ってウキウキしてたってのに…。
「なぁー緒に音楽やr」
「嫌だ。」嫌に決まっている。理由は数えきれないほどあるがまず第一印象が最悪である。陽キャで一軍リーダー。彼女持ち。青春を謳歌しているタイプである。僕が一番嫌いなタイプだ。対して僕は友達がクラスに一人くらいしかいない、圧倒的陰キャ。僕の嫌いなタイプの上にこんなこと言ってくるなんて、嫌がらせとしか思えない。万が一本気だったとしても絶対にお断りである。どうせ足引っ張られるし。所詮こんなつまらない人間、作った曲は好かれても本人はそうでもない。
「なぁんでぇ…..、俺が楽器弾けたらいいの?」そう間抜けな顔をして聞いてくる若井に、いや逆に楽器弾けないのに今まで誘ってきてたの?と呆れてしまう。
「そういうことじゃなくて….んー….それよりも、」僕はドアの前で振り返って若井の前に顔をずいっと寄せて、
「しつこい。」
そう言い残し、教室のドアをぴしゃっと閉めた。
今日で12回目….。あいついつまで言ってくるつもりだ?
二日後の六限後、二週間後に行く修学旅行の部屋割りと班のメンバーのプリントが配られた。
「げ、」俺は思わずそう口に出してしまった。
どちらにも部屋メンバーと行動班のメンバー、どちらにも若井滉斗の記載がある。見間違いだと信じたかったが、昨日は珍しく早く寝たはずだし、今は眼鏡をかけている。残念ながらその可能性は低い。SHR後、俺は背後からやってくる若井の気配を感じ即座に帰宅した。
短くてすみません💦あと誤字脱字とかあったらごめんなさい💦投稿頻度は二日に一回くらいになるとおもうのでこれからもぜひ見ていただけたらなって思います!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!