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15
『じゃあシャルル、私遊びに行ってくるから…買い物も行くから夕方に帰ってくると思う』
「は〜い」
『あ、まりなさーん!』
「ふふっ。秋葉ちゃんだぁ〜」
まりなさんはいつものように優しく微笑み私に手を振った
「それじゃあ、行こっか」
『今日はありがとうございました!』
「ふふっ。私こそだよ〜」
『それじゃあ私はこれで…あ』
…雨、降ってる
「雨降っちゃったねぇ〜…秋葉ちゃん、傘もってる?」
『うっかり忘れちゃって…』
天気予報…ちゃんと見たんだけどな
「…ね、秋葉ちゃん」
『はい?』
「私傘もってるし…良かったら…」
『…!』
まりなさんが何かを言いかけた時に、背後に金色の何かが見えた
『…シャルル?!』
「ン」
「…シャルル?」
何故か傘を片手に持っているシャルルが立っていた
『ど、どうしたのシャルル…?!てかなんでこの場所分かったの…?!いや… 』
聞きたいこと多すぎる…!
「えー?なんとなくー?」
…絶対違うでしょ…
シャルルの額には、雨とは違う液体が伝っていた
「…彼氏?」
『ち、違いますよ!絶対!本当に!!』
「…そっか〜」
「お名前は〜?」
『あ、まりなさんこの子外国人なんでこのイヤホン使ってください』
私はまりなさんに自分のイヤホンの片方をあげた
「おー…聞こえる〜」
「オネーサン、この人だれ?」
『バイト先の先輩!私たちより歳上なんだからちゃんと挨拶して!』
「…シャルル・シュヴァリエデース…」
「シャルルくんかぁ〜、私は海棠まりなだよ〜」
「ねね、秋葉ちゃんシャルルくんとどんな関係なの?」
『な、なんというか…シャルルが間違いでホームステイしてきたというか…なんというか…』
「ホームステイか〜…」
まりなさんは何か察したような顔をした
「ふふっ。秋葉ちゃんのことよろしくね〜」
「ハーイ…」
シャルルは何故か不貞腐れたように返事をした
『まりなさん、またバイト先で…!シャルル、行くよ』
「はーい♪」
「またね〜」
「先越されちゃった…か」
『シャルル、なんで私に傘届けてきてくれたの?』
「えー?」
とりあえず私は近くのカフェに入って、シャルルに気になっていたことを話した
「ん〜…オネーサンが心配だったから!」
『…そ』
えらい素直に言うな…
「ていうか!何アイツ?!」
『アイツって…まりなさんのこと?』
「うん!だってオネーサンにベッタベタ引っ付いてたじゃん!」
『シャルルが言えることじゃないでしょ』
「む〜…!でも!オネーサンは俺のなのに〜!」
『…』
…シャルルって、無自覚なのかな
『それ、誰にでも言ってるわけじゃないでしょ?』
「オネーサンが初めてだよ?」
なんでこんなにも嬉しいんだろう
「オネーサン?」
体が熱い
「だいじょーぶ?」
…頭が痛い
照れてるから…?いや
「…!オネーサン?!」
私は全身の体の力が抜け、床に倒れ込んだ
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