この作品はいかがでしたか?
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コメント
3件
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! 相当昔だけど、誰かが居たんだろうね… ってか、剣が沢山、刺さってるって… 物騒な部屋ね?!!(?) まぁ…ムムだったら、 すぐには気付かなそうよね… 次回も楽しみに待ってるね!!!!
〜ムム〜
ムム「うわ…まっしろ」
ムムがドアを開けると、それはそれは真っ白な背景が広がった。少し進むと、剣が沢山刺さっている場所にでた。まるで戦争で誰もいなくなった場所のような感じだった。振り向くと、一輪花が咲いていた。その色は少し濃いような、薄いような色をしていた。まるでムムの目の色のように。その一輪の花はこの剣が沢山刺さっている場所にぽつんとあった。ただただ広がる白と黒の中に。ムムが近くに寄ろうとすると、その花は枯れていった。枯れていったというより色がなくなったの方が正しいだろう。バンっと音がしたような気がしてムムは後ろを振り向くと、剣を持った色のない人たちがムムの方へ突進してきた。ムムはすぐに筆を取り出し、自分の前に壁のようなものを描いた。するとそれが現実になり、色無しは手間取っていた。そのうちにムムは進むと、なにやら鍵が落ちていた。警戒しながらも拾うと、それを持ち帰っていった。そして、ムムは扉を開けるときに気付いた。自分に色がないことを