今回は割とガッツリセンシティブなシーンが含まれております。rttt、nmmnの意味が分からない方、センシティブなシーンが苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。だいぶファンタジー(性行為の手順など省きまくり)です。
「あの、リトくん。助けてくれてありがとね。」
駅から近いからという理由で、イッテツはリトの家にお邪魔させてもらっていた。リトくんは本当に優しい。男の俺でも惚れてしまいそうなくらい、優しくて、強くて、最高のヒーローだ。
「おー。」
なんだか気の抜けた返事が返ってくる。
「俺もヒーローなのに全然抵抗できなくて、結局リトくんに頼ることになって、本当に申し訳ないよ。」
「俺はヒーローモードだったからだよ。テツだってヒーロー姿だったら強えじゃん。すげぇ頼りになるし。それに……。」
「それに?」
「……。」
リトくんは黙ってしまった。何か気に障ることをしてしまっただろうか。リトくんならこんなことでキレたりするわけないと分かっていながらも、慌て、目が泳いでしまうのはイッテツの癖であった。
「あの…。 」
「例え自虐だとしても、俺の好きなやつことを悪く言わないで欲しい。」
「……え?」
今、リトくんはなんと言っただろうか。「俺の好きなやつのことを悪く言わないで欲しい」?俺が悪く言ったのは俺自身のことだけだが?え?俺?俺イコール好きなやつなのか???いや、でもこれをリトくんに聞いて違ったときに恥ずかしい。いや、これで違うなんてことがあるだろうか。
「あ、え?リトくんの好きなやつって…もしかして俺だったり……。」
「もしかしなくても話的にそうだろ。」
大混乱だ。リトくんが俺の事好き???
「えぇ????」
「ちゃんと言うよ。俺はテツのことが好きだ。もちろん恋愛的な意味で。もし良ければ、俺と付き合ってくれませんか。」
考えたこともなかった。リトくんは大切な同期で、友達だ。そんな目で見たことなんて1度も…。いや、ある。1度もないと言いたいところだが、実を言うと何度もあった。リトくんがヒーローとして活動してる時。俺のサポートに入ってくれた時。俺が落ち込んでるのを察して優しくしてくれた時。さっき、陽キャ集団から助けてくれた時だってそうだ。俺はいつだってリトくんにドキドキしていた。だが、この感情を恋だなんて考えたこともなかった。今まで目を背けてきた。今、きちんと向き合う時なのではないだろうか。
「俺も、リトくんのことが好きだ。お付き合い、お願いします!!!」
リトくんは花を綻ばせたように笑った。
「おう!!!」
なんだかんだあって、俺とリトくんは付き合うことになった。だが…。
「展開が早すぎるって!!!」
「そうか?お前も納得してたじゃん。」
今、俺は、リトくんと一緒に風呂に入っている。何のためかと聞かれたら、セックスをするためだ。
「いや、あれはなんというか、その場の空気に流されて…。」
「それに、お前のココ使うには時間かけないとダメらしいし、せっかくなら俺がやりたいし。」
そう言ってリトくんは後孔をその太くて硬い指でなぞった。
「ひぅっ!?リトくん!?」
「ちょっとここ掴まってて。」
そう言ってリトくんにお尻を突き出す形でシャワー台にしがみつかされる。
「ねぇ!この格好恥ずかしいんだけど!?」
「こうじゃねぇとテツが痛い思いするぞ?それに、これからもっと恥ずかしいことすんだから。」
羞恥で顔が真っ赤だ。本当に恥ずかしい。そのままリトくんはどこからかローションを指に取り出し、そのまま俺の蕾へ当てた。
「ぅあ、冷た。」
尻の割れ目をなぞるように、蕾付近を上下に指で擦る。
「痛くないか?」
「いゃ、、、痛くは無いけど変な感じ。 」
そのまましばらくその運動を続け、たまに皺を伸ばすように指が動いた。慣れない感覚になんだかぞわぞわするが、我慢だ。
「指、入れてもいいか?」
「うん。」
ツプリ。リトくんの指は思っているよりも太く感じた。普段は出るはずの場所に入ってくるのは、なかなかに変な感覚がする。
「痛いか?」
「いや、大丈夫だけど、やっぱ変な感じする。」
「そのまま、穴に力入れたり緩めたりできるか?」
言われた通りにやってみる。俺が力入れたり緩めたりしているその動きに合わせて、指が段々と奥に入ってくる。そしてそれは、壁を拡げるような動きに変わる。正直異物感しかないが、これで大丈夫なのだろうか。
「ひぁっ!?」
咄嗟のことで声が漏れてしまった。なんだか1箇所を触られた途端、電流が爪先まで流れるような感覚に襲われた。今まで一応自己処理はしてきて、それなりに快感を知っているはずだったが、この電流を快感と言っていいのか正直分からなかった。
「……ここだな。」
そう言うと、リトくんは執拗にそこを攻め始めた。
「やっ待って、ぅあっなんか、へん」
頭から爪先まで電流が流れ続けている。ふと自身のものに目を向けると、そこは先走りを垂らしていた。
「多分それ気持ちいいんだよ。怖くねぇから安心しろ。」
そう言って頭を撫でられた。そう言われると安心出来る。そのうち、テツのものも握り込まれ、上下に擦られた。指も、2本、3本と増やされていく。
「や、まって、まってっあ、で、出るっ」
ギュッと目をつぶって、自身の欲を放出した。
「はは、出たな。そろそろベッド行くか?」
そうだった。これはまだ本番じゃない。準備なんだった。
これからたくさん体力を使うからとお姫様抱っこでベッドまで運ばれ、優しく、ゆっくりと降ろされ、再び指を入れ挿し込まれた。
「ねぇ、もうそれいいから入れて欲しい……。」
「おう。」
入口に宛てがわれる。思ったより太い。本当にはいるだろうか。
「挿れるぞ。俺の背中にしがみついてろ。」
ゆっくりと入ってくる。
「あ、あぁっあ、」
声が押し出されるみたいに漏れ出てくる。気持ちいい。
「あっ!」
「ここだな。」
さっき見つけた気持ちいい所をまた突いてくる。
「ひぁっ!も、そこ、あぁっ」
「じゃあ、もっと奥まで行くぞ」
そう言ってさらに奥をこじ開けられる。もう既に快感でおかしくなりそうだった。
「ひぅっああ、んぁ、」
「テツん中、うねってて、俺も、もう、いきそ」
前後の動きが激しくなってくる。リトくんの背中にさらに強くしがみつく。
「あっっっ〜〜!」
「くっっ」
2人同時に絶頂に達した。だが、リトくんの動きは止まらない。
「まっ、いったばっか、あっ」
テツの中に吐き出したものを奥に奥に塗りたくっていくようだった。それが「俺のものだ」とマーキングしているみたいで、どうしても嬉しくなってしまう。
「ひっ、また、くるっ」
「いいよ、いくらでも」
そうして本日3回目の絶頂を迎えたのであった。そこで、疲れと強烈な眠気が襲い、意識が途切れた。
「起きたか、おはよ。」
「…ん、おはよ。」
目が覚めると既に外はめちゃくちゃ明るく、隣には優しい顔をしたリトくんがいた。
「体、痛いとこないか?昨日俺興奮しててさ、ゴム付けんの忘れてテツの中出しちゃったから。」
昨晩のことを言われ、今更羞恥が襲ってくる。
「……いや、大丈夫デス……。」
「調子悪かったらすぐ言えよ。朝飯用意してくっから。」
どこまでも強く、優しい、俺の憧れのヒーローは、俺の友達は、俺の恋人になったんだなぁ、としみじみ思う。これからもリトくんの強さと優しさを感じることはいっぱいあるのだろう。俺も、その強さと優しさをリトくんに少しでもいいから返そう。そう誓った朝だった。
リクエストコメントにてお待ちしております!CP、シチュエーション、セリフ等々、なんでもOKです。ぜひよろしくお願いします。
コメント
2件