ピーンポーン(インターホン)
…………しん
「はーい ちょっと待って」
バタ(転ぶ)
タタタ(階段を下りる)
ガチャ(ドアを開ける)
「はーい どなたですか?」
見ると帽子を深く被っている女性がいた
『雫さんに用があるんですけど…』
「私ですけど…」
女性はニヤと笑った
私はゾクゾクと寒気がした
『そうでしたか』
女性は顔をこちらに向けた
見たことのある顔だった
昔(2年前)
『お前、陰キャなのに陽キャの振りして』
『くっそ笑えるwww』
キャハハハ
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プロフィール
山崎 香弥(やまざき かや)
さえぎ小学校で同い年だったいじめっ子
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「なんで」(私は引っ越していた)
『なんで?ってお前に会うためだよー』
『復讐のため』
私は急いでドアを閉めた
心臓がバクバクとすごく速い
私は部屋に戻って泣いていた
寝れないから
「この悪夢はいつ いつ終わるの… 」