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早速第2話!


「司くんはどっちが好きだい?」

類に司くんらしいね、と笑われた後、類曰く、穴をあけないノンホールピアスや、イヤーカフなどもあるらしく、それをじーっと類と見つめる、そして、黄色の宝石のような球が付いたものと、青色の宝石のような球が付いているものどっちがいいと聞いてきた。オレは、なんとなく直感で、いや、無意識で指をさしていた、それは黄色のものだった、もちろん黄色が好き、という理由もあるが、今、目の前にいる男__類の瞳の色でもあったからだ。

類がオレが選んだそれを持ち、レジに並んだ、オレは、店の外で類の会計が終わるのを待っていた、

そして、類が戻ってくると、オレは目の前に小さな小包を渡され、瞳を瞬きし、驚く、

「ぇ、どうしてだ?」

「僕からのちょっとしたプレゼントさ、」

「でも、誕生日はもう過ぎたぞ?もらう必要がない。」

「理由は何だっていいんだ。もらってくれれば、僕はそれで、」

貰ってくれなければ、これは捨てることになってしまうんだけど、と付け足しされ、受け取るしかない場を作られたオレはありがたく受け取った、オレがありがとう、というと、どういたしまして、と類が優しい目つきで笑う。

先ほど、類が来る前、何を目的に外へ出ていたのか記憶をよみがえらせると、今日は好きなミュージカルがある日だった。だからそれを見ようと、外へ出かけ、余裕が出来たらそこで、ポップコーンでも買ってそのミュージカルを見よう、とでも思っていた。今、それを思い出した。

「類、」

「ん、?」

「オレ____。」

ミュージカルを見に行く予定だったのを忘れていた、と言うのと同時に、類の声が重なる

「見に行くんだろう、好きなミュージカルを。」と、

「ぇ、?なんで知っているんだ、、?」

素直に疑問に思ったことを口に出してみる

「ふふ、司くんはミュージカルを見るとき、結構余裕を持って出かけるの、知っているのさ♪」

どうして類が知っているのか分からなかったが、まぁ、そういう事もあるだろうと思って、何も気にしなかった。

「ミュージカル、見に行くんだろう、僕も途中まで行くから、一緒に会場まで行こうか、」

「ん、?ぁあ、ありがとう、?」

そのショッピングモールを出ると、すぐ、信号がある、

「僕も、もうすぐだね、」

「ん?いきなり何を言う?」

訳の分からない言葉に、オレは困惑する、もうすぐ、?何かあるのだろうか?

さぁ、僕は此処で、と、オレに別れを告げる。

「ん、ここで別れか?またな、類!」

「あぁ、絶対に、振り向かないでくれ。」

「…?」

またわけのわからん言葉に困惑したが、まぁ、類が言うなら振り向かなかった。

それともう一つ振り向かないのは、何か起こるような気もしたからだ___。



長いなぁ、次からは司くん目線じゃなくて、類くん目線になります!

それでは次回もお楽しみに!またねわんだほ~い!

君が僕のそばにいるには

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