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突然始まる
ワンク※zm『』em「」付き合ってない、暗い
(em視点)
「死にたいなんて言うなよ」
「諦めないで生きろよ」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな
研究員「今日も注射しようね」
「…」
研究員「行くよ」
実際自分は死んでもよくて
周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです
「うぐ…(泣)はぅ(泣)」
研究員A「~、~」
研究員B「~、~」
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵なことでしょう
研究員「明日も頑張ってね 」
ピッ…
ニュースの人「今日未明○○市で、○○さんがなくなりました…69歳だったそうで…」
研究員A「またか、本当面白くない 」
研究員B「ほら、勉強しよっか」
画面の先では誰かが死んで
それを嘆いて誰かが歌って
それに感化された少年が
ナイフを持って走った
「…..」カキカキ
研究員C「ストレス発散させてくれよ」
「…」
研究員D「そっけな」ドコッ!
僕らは命に嫌われている
価値観もエゴも押し付けていつも誰かを殺したい歌を
簡単に電波で流した
僕らは命に嫌われている
軽々しく命を見てる僕らは命に嫌われている
研究員A「はい、ご飯だよ」
「…っ」
お金がないので今日も一日中惰眠を謳歌する
生きる意味なんて見いだせず、無駄を自覚して息をする
「…」ペラ(服をめくり見る)
「…また増えたなぁ」
「寂しい」なんて言葉でこの傷が表せていいものか
そんな意地ばかり抱え今日も一人ベットに眠る
研究員A 「ほら、起きろ!No.3」バシン!
「…っ!?」
研究員B「最強にしないと」
研究員F「また、失敗しないように」
少年だった僕たちはいつか青年に変わっていく
年老いていつか枯れ葉のように誰にも知られず朽ちていく
不死身の身体を手に入れて一生死なずに生きていく
そんな妄想してる
H子「ねぇ、No.3!」
「…?」
I君「一緒に逃げようよ」
自分が死んでもどうでもよくて
それでも周りに生きて欲しくて
矛盾を抱えて生きていくなんて怒られてしまう
J君「そうしよ」
K子「…作戦会議しよ」
「正しいものは正しくいなさい」
「死にたくないなら生きていなさい」
悲しくなるならそれでもいいなら
ずっと一人で笑えよ
「…いつ決行なんですか?」
全「明日!」
僕らは命に嫌われている
幸福の意味すらわからず産まれた環境ばかり憎んで
簡単に過去ばかり呪う
僕らは命に嫌われている
さようならばかりが好きすぎて
本当の別れなど知らない
僕らは命に嫌われている
翌日
「…あれ?みんな?」
幸福も別れも愛情も友情も
「…うそ」
研究員A「今日も頑張ろうな」
「…なんで?」
研究員B「あぁ、こいつらか、もう要らないからな」
滑稽な戯れで全部カネで買える代物
「…」ポロポロ
研究員E「大丈夫さ、君はちゃんと勉強も、研究もちゃんとやってくれればいい」
明日死んでしまうかもしれない
「…」
すべて無駄になるかもしれない
パリーン!
朝も夜も春も秋も
研究員A「誰だ!」
変わらず誰かがどこかで
? 『…ぶっ飛ばす』ニヤ
夢も明日も何もいらない
そうだ
本当はそういうことが歌いたい
「…」
研究員B「お前!何して! 」
?『おぉ✨』
「…勉強分からないところあるんですよ」
命に嫌われている
研究員C「そうか、な、なら…(汗)」
結局いつかは死んでいく
「…いっぱい」
君だって僕だっていつかは枯れ葉のように朽ちてく
「…いっぱい」
それでも僕らは必死に生きて
「…いっぱい、教えてよ」
命を抱えて生きて
「…最強なんでしょ?」ザクッ
殺してあがいて笑って抱えて
「注射痛かったなぁw」
?『大丈夫か?』
「…はい」
生きて生きて生きて生きて生きろ
?『俺と来ないか?』
「…いいんですか?」
?『名前は?』
「私の名前はー」
続く…お借りした曲は【命に嫌われている。】です…なに書きたかったんやろ…