兄達より私は真木さんを選んだ
父親達も私が本当の親じゃないが育ての親
尽くしあった兄達、皆が私の事を思ってくれた。
亡くなった池田貴樹さん、
私は手を併せた。
半年後、父親達に会わせた真木祐輔さん、
…ウンウン…
宜しくお願いします。
來未…
お母さんありがとうございます。
ねぇまた来てもいい?…
あなた…達雄がこんな事になるなんて信じられない…
自分も親がいます。
行かなきゃ…祐輔さんのご両親に挨拶しないと。
片親ですよ。父親が兄のとこに住んでますから。
お兄さんが?…
いろいろと忙しくしてるので
私は真木さんのアパートに住む事になるなんて…
スーツのワイシャツアイロンかけないと…
いいですよ…クリーニングに出さないと
もったいない…
來未さん、
弁護士の妻になる方にあまり負担かけたくない。
…ありがとうございます。祐輔さん…
來未さん、
唇を合わせた。
望月弁護士…
池田さん…これでよいか?
俺が出所したら、來未がかわいそうだから。工事勤務をお願いします。
いきますか。
はい…
來未…
ん?…
誰かの車が動いた。
え…先輩の番後を観た…
池田さん…來未さんを守るから。
祐輔さん~洗濯溜めてました?…
見るな!…
イヤン…トランクスだらけ…
まいった…コインランドリーにいくの忘れてた。