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軍パロ!脳死小説だ(ドヤァ)


_Attention

-無断転載・コピー禁止。

-この話は二次創作です。

-現実とは全く関係ありません。

-二次創作をご存じない一般の方や、関係者様の目に触れぬようご配慮お願いします。

-公共の場での閲覧はご遠慮ください。

-腐向けではありません。

_________________

きんときside


「大丈夫?」


なか「うん…」


「じゃあ、今日は検査するからね」


なか「うん、」


Nakamuはこの国、WT国の幹部だ。


もちろん、俺も幹部。


だが、半年前から俺がいる医務室で過ごしている。


それは、俺と一緒に行った任務が原因だった。

__________________


俺とNakamuは敵に捕まってしまった。


原因はちょっとした喧嘩。


Nakamuと敵の軍について調べるときに口論に発展し、大声を出してしまって見つかってしまった。


俺は捕まってからの記憶がなく、起きたのは聞き覚えのある悲鳴が聞こえたのが原因だった。


???「うあ゙ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」


「Nakamu!?」


俺は、見張りを騙して倒しすぐに悲鳴の聞こえた部屋へ走った。


なか「ゔっ、あ、…っ、」


ドアを開けると、そこには地面にうずくまるNakamuがいた。


敵はおらず、彼にすぐ近づけた。


が、Nakamuの右の顔は酷くただれていた。


近くには転がる薬瓶。


そこには、『劇薬 注意!』と書かれていた。


彼はこれを浴びせられた…


そこから、すぐさま基地に戻った。


命に関わるため、急いで手当てした。


しかし、間に合わなかった。


右目は開いたまま閉じず目は白くなり、右耳も聞こえなくなった。


さらに右の顔には火傷の痕が酷く残った。


彼はショックからか、歩けなくなった。

_________________


それから、ごめんも言えずに必要な会話しかしていない。


「はぁ…」


ため息しか出ないまま、今日も終わった。

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:


Nakamuside


半年前からきんときと喋れていない。


原因は全部、俺。


注意されたからって、逆ギレして敵に見つかって…それで、それで…


「ごめん、ごめんなさい…」


謝ったって許されるはずがない。


泣いたって、許されるはずがない。


だけど、涙が溢れてとまらない。


「きんとき、きんとき…!」


息が苦しい、あ、まずい…


「はぁ、はぁ、はぁ、ヒュッ、はぁ、ヒュッ…」


た、す、け、て…


「き、ん、とき…」

_________________

きんときside


また、目が覚めた。


夜はあまり眠れない。


だから、外に出ようと思ったその時、


必死に呼吸する音が聞こえた。


「Nakamu!!」


医務室の扉を開けると、Nakamuが過呼吸になっていた。


「Nakamu、聞こえる?ゆっくり、吸って…吐いて…吸って…」


数分くらいした頃、安定した吐息が聞こえてきた。


「はぁ、は、よ、よかった…」


安心したのか、俺も眠くなってきた。


Nakamuが苦しまないように、手を繋ぐ。


明日、絶対に謝ろう。

_________________


Nakamuside


日の光で目が覚める。


「ふわぁぁぁあ」


手を伸ばそうとすると手を繋がれていた。


「…きんとき、」


椅子に座って、寝ている。


体、痛くなりそう…


「起きて、きんとき、きんとき!」


きん「ふわぁぁあ、んー、あ、Nakamu…」


「おはよう…」


きん「おはよ…Nakamu」


久しぶりに名前を呼んでくれた。


きん「え、なんで?俺、何かした?」


「え?」


きん「どっか、痛かった?泣くほど痛かった?」


あー、俺、泣いてるのか…


「何でもない」


きん「ごめん、辛い思いさせてたよねごめん…」


「なんで、俺の方がたくさん、辛い思いさせてたのに…」


おかしい、だって、きんときは…


きん「そんなことない!上手く話せないからってずっとNakamuの側にいてやれなかった、俺が悪いのに…」


「はぁーあ、なんだ…良かった」


きん「何が?」


「また、きんときと喋れて」


きん「俺も…」


「お互いさまってことでいい?」


きん「もちろんだよ」


俺たちは、半年前から仲直りできていた。


ただ、それに気付かなかっただけ。


でも、良かった…きんときは俺を責めていなかったんだ。


幸せだな…俺は…

__________________

NOside


それから、数ヶ月後。

2人仲良く、歩く姿を良く見かけるようになったとかなってないとか。

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