※センシティブシーンあり。
※佐野さん重め&暴力的。
※吉田さんが殴られる&首締められます。
SIX LOUNGE 「リカ」
ガチャン。
12月下旬の寒すぎる冬。
朝の5時でもまだ暗く、自動販売機の光が眩しい。
息を吐けば白くモヤがかかる。
プシュカッ。
仁人「あったかい…。」
雪がしんしんと降る中、仁人は自動販売機で買った百円のホットコーヒーを握りしめ、耳を赤くしていた。
明後日は俺と仁人が付き合い始めてから一年。
もうそんなに経つのか、と互いに思いつつ素直に祝いたいと思う。
勇斗「早く帰ろ。」
仁人「うん。」
カチャ。
バタン。
ここは俺の家。
付き合い始めてからというもの、仁人の物が増えた。
同じ香水、同じブレスレット、同じ部屋着。
恋人らしくなったと感じる。
仁人「寒っ…ストーブ点けるよ?」
ボウッとガスの臭いがすると共に暖かい灯りが点いた。
今日は13時から撮影。
いつもより予定が少なくて一息つける。
仁人「風呂入ろ。疲れた…。」
悴んだ赤い手をストーブに近づけている仁人は立ち上がってせっせと風呂場へ向かった。
そういえば、初めての家デートはもっと初々しかった。
いつもなら見せてくれない仁人の裸。
普通なら誰とも一緒に入らない風呂。
恋愛経験のほぼ無い仁人はずっと言葉に困ってた。
あの時も今も可愛い。
こうやって今はもう馴れて風呂に一緒に入るのも苦が無い。
仁人「ふぅーっ。」
湯船に浸かり目を瞑っている。
その所悪いが俺はもう風呂場を出て行った。
湿気の立ちこめる所から一転、外はものすごく寒かった。
もう疲れているので寝る準備も速く。
仁人とお揃いのパジャマを着ると、早めに髪の毛を乾かし始める。
ブォーッ…。
俺も最近はストレスが溜まっている。
何処かに発散出来る事も無く、ただ愚痴を仁人に言うだけ。
仁人はしっかり話を聞いてくれて優しいと思う。
ガタッ。
湯気と共に仁人が風呂から上がって来た。
適当に身体を拭いているその手も愛おしい。
メイクを落として本当の仁人が見える。
頬には薄いアザ、首には俺の歯型、首から下はもっとアザが酷い。
ブォーッ…カチッ。
今日も俺の髪質は良好な様だ。
仁人と目を合わせる。
夜になるともうこれが合図なまである。
仁人「あっ…あの…ごめんまだ待って…。」
その場で固まって仁人は棒立ちになるので俺が運ばなければならない。
勇斗「はぁ…。」
仁人「待って、あのっ…勇斗待って…まだ下着も…あっ」
いつまで経っても仁人は初心。
俺に任せてばっかり。
仁人「あっ、んんっ、はやっ…。」
行為中の今でも首を閉めれば息がヒューヒュー鳴る。
俺の腕を強く掴んで主張するようなお前も好き。
勇斗「…そんな反抗すんなよ。お前に愛を教えたのは誰だってんだよ。」
仁人「…はぁっ!はぁっ、まって…。」
勇斗「一緒に死んで一緒に地獄に行こうよ。」
仁人「やっ、いやっ…あ”っ!はやといたい…。」
頬を打ってもお腹をボコボコにしても噛み跡を付けても反抗しない。
そこが可愛いポイント。
朝10時。
先に起きていた俺に仁人が目を覚ましてニヤッとした笑顔を見せてくれる。
勇斗「おはよ。」
仁人「おはよう。…何ニヤニヤしてんの(笑)」
勇斗「いや?ねぇ仁人、俺が悪魔になっても好きでいてくれるよね。」
仁人は小さく頷いて、布団を捲った。
毎日聞くこの質問。
もう馴れたね。
仁人はいつどこに居ても俺の物。
お前だけは幸せにさせない。
「愛してるよ、仁人。」
更新遅れ気味ですみません。
TDNDBです。
曲パロ集も一応あと一話で終わります。
「ぼくらの秘密基地(以下略」は結構更新がゆっくりかもしれません🙇♀️
この二つが終わってから新しく作るストーリーですが、皆さんに聞きたいです。
↓どれが良いですか?
A.イチャイチャ系(ほのぼの甘い)
B.超純愛系(ちょっとしんみり)
C.そんな事よりもっとセンシティブを!!
「A」とか「B」で良いので一旦皆さんの好みを教えて欲しいです。
ご協力よろしくお願いしますっ🙏
コメント
2件
すみません難しいことを言うと思いますが、AとCどっちも見たいです。 本当にめんどくさくてすみません🙇♀️