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なんて話から数日後

華秋)う”ッ…

女性だけの日…生理が来てしまった

蘇枋)華秋くん?

華秋)ちょっと…離れさせてもらうわ

蘇枋)ちょッ_って、もう居ない!?

お手洗い場に向かうまでに男だと勘違いされないようにカツラを外し走ってお手洗い場に向かいズボンと下着を下ろすと下着には血がべっとりと着いていた

華秋)そういえば…何だかんだでもう来る時期か…最悪だなぁ……

血を拭き取りナプキンを着け少し落ち着いてから流しトイレから離れ途中で自販機で飲み物を買い生理痛や生理に伴って起きる頭痛や血液不足を防ぐ為に薬を何錠か飲み走って蘇枋達が居る場所に向かった


蘇枋)!!華秋くん!

華秋)ご、ごめん笑

走っている間に生理痛が酷くなってしまい下腹部を抑え顔色を酷くさせていると蘇芳は珍しく取り乱し取り敢えず上着をはおらされた

華秋)へ、平気だから…

蘇芳)平気な人はそんな顔色してないけど?

華秋)ウグッ…

頬を膨らまして拗ねるとお休みの柊さんの代わりに来ていた梶さんがひょこっと顔を出して「何サボってんの」と言われた

華秋)あっと…(そうか…この人は女ってのを知らないのか…)すぐに再開しますよ!ちょっと疲れただけなので!

梶)ふーん…ならお願いね

華秋)勿論です!

ケロッとした笑顔を見せ嘘を吐くと蘇枋が「無理しない方が…」と言ってきたが少し休憩したら多少は楽になる為……まぁ、嘘は吐いてない

華秋)別にへーきだし!

ペンキの入ったバケツに近付こうと歩いたら…

グラッ

華秋)(やばッ)

目の前が真っ暗になり気付けば足がもつれ倒れた…と、思う…記憶が無いのだ…


数時間後

華秋)ん”…(やばい…完全に寝てた…)

目を開けると目の前には余り親しくない先輩…梶さんの顔が真っ先に視界に飛び込んだ

華秋)…ポヤポヤ(何でいるんだ…?)

目をパチパチとさせ少し大人しくしているとスマホを触っていた梶さんが私に気づき「平気?」と聞かれた

華秋)…??

少し戸惑いながらも頷くと梶さんは少し安堵したような顔を見せた

華秋)な、なんですか……

梶)血、垂れてるよ

華秋)!?

起き上がると何故か上着を下半身に被せられていた

華秋)んぇ……

梶)それ俺の、他の人に見られたくないだろ?

華秋)あ、えっと…まぁ……(血が漏れてた…って違和感ないけど…… )

上着を退けると地面にはなんにもなかった

華秋)え……

梶)嘘だよ、男なら気にしないじゃん生理

華秋)(*°ㅁ°)ハッ‼

顔に手を当てズーンと項垂れると梶さんが後ろから突然抱き締めてきて梶さんの方に引き寄せられた

華秋)ちょッ

梶)上向いて

華秋)い、嫌ですよ!

梶)声変わりしたならあるよね?喉仏

華秋)嫌だって何回言ったら_梶)じゃあ女っての……認めるの?

華秋)それは…(正直ここから弁解が出来ない気がする…かと言って認めてしまったらこの人からどんな扱いを受けるかわからん……)

言い訳が思いつかず目をキョロキョロとさせて居ると突然服の中に手が入り込み胸辺りを必要以上にまさぐり始め…ちょうど包帯をしているところに手が当たり「あ…バレた……」と思うと梶さんが後ろから「やっぱり…女なんだ」と囁いてきた

華秋)ちが…

梶)ふーん?じゃあ【コレ】解いていいよね?

華秋)け、ケガしてますから!

梶)本当?怪我なら1年の教室に行って聞くよ?

華秋)うぅ…

梶)で、本当は?

ここまで問い詰められたら嘘なんて吐けないか…と思い大人しく女であることを白状すると梶さんは少し嬉しそうな顔をしながら上着の上から私の下腹部に手を当て「ムリをさせたな」と言って更に後ろから抱き締めてきた

華秋)ちょッ///

梶)先輩命令で大人しくしてろ、寝るから

華秋)あ、え……は、はい…?

私の肩口に顔を乗せ一瞬勝ち誇った顔をしたが直ぐに真顔になり気持ちよさそうに寝始めてしまった

華秋)(これ…体痛くなるやつじゃん……)

なんて思ったが……まぁ、大人しくしていろと言われたら大人しくするしかないよな…この人なら私の弱みを使って好き勝手してくると思うけど……

華秋)(ま、いいか…何れバレてた事だし…)

梶さんの体温と陽の光で暖まってしまい気付けばまた眠って居た


梶)(男の前で無防備だな…そんなんじゃいつか喰われるぞ)チュッ(唇)ヂュゥッ(首 キスマ)

華秋)ん”ぅ……

梶)おやすみチュッ(頬)

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