コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
普通に終わり見えない。史実バリバリです。
山が桃色になり、枯れ木になったりする時をが何年も何年も過ぎていきました。
その年も今も、ギルベルト君は来ません。 随分首を長くして待っていました。
「今年も終わりますね……最近1年が遅く感じます。一人は怖いですね。」
ふと、振り返ってみた。
「…不公平なものを組まされ……私が不利じゃないですか……これじゃあ、舐められますっ…!私がもっともっと強くなりませんとっ 」
とはいえ、私の子供たちに迷惑はかけたくない。
(でもこのくらいいいですよね…?)
自分に甘えてしまう自分が嫌いです。
(でも強くならないとダメなんです。)
考えがありすぎてまとまらない。私は愚かだ。
「な、なぁ?本田…お、俺、お前と友達にならねぇか…?」
そう聞かれたのはイギリスの化身アーサーさんでした。どうやら、ロシアの化身イヴァンさん に喧嘩をする気でしょう。
「え、えぇ。私も丁度思ってました。」
仲間がいることはいい事です。
私は強くなれたんです。ギルベルト君のお陰でもありますが…。
やっと世界に認められて来たのです。
1年をかけて終わった喧嘩。
「はぁはぁ……やっ、やっとか、勝てました……。」
「ふふふっ…どうしてキミに負けっちゃったの、か、な……?」
「それは、あの方達のおか、お陰ですっ…。」
「い、いいなぁ…お友達が、居て……。キミはいいよねっ……」
「そ、そうですかっ、ありがとうございますっ…」
ここからの記憶は忘れました。多分倒れたんでしょう。
「ふぅーん……俺様の弟子やるじゃねぇか。」
また、酔うが、弟子に会いにいってやるとする。
そこにいるのは、アーサーと一緒にいるキクの姿だった。
「あのケツカッチンに勝ったのってアーサーの力でもあったんだな……へぇー」
「なぁ、どう分ける?」
「半々でいきましょう!」
「OK…!」
何やら話しているのは、喧嘩した後の事だ。多分
誰が面倒みるか、家を増やすみたいなもんだな。
「よぉ!俺様の弟子!」
「えっ、!?し、師匠?!」
「ん?驚くことしたか?」
「しましたよ!?急に、返事なしで来るのは聞いてません……!」
「んぁ、すまねぇな」
「お、おいキク……こいつ、ギルベルトじゃねぇかっ!用はなんだ!?てか、知り合いなのか?!」
「あぁ、キクは弟子だからな!」
「ギルベルト君は師匠ですよ?」
「そ、そうか、まっ、俺たちは相棒だからなぁー!」
アーサーは菊 の肩を抱いた。
「はっ!?相棒だと?!……ふん、俺様とキクは親子分だからな!」
「いや、親分ではないですね。」
「じゃあなぁー!キクまたな!」
「えぇ、さようなら。」
アーサーと別れの挨拶をかわし、
「ねぇ、ギルベルト君……私、寂しかったんですよ。あなたがいない日」
キクは鬱いていた。
「それはすまねぇな。」
「なんでそんなに軽いんですか!私ほんとにほんとにッ……」
「ほら、また会うって言っただろ?今こうして会ってるじゃねぇか」
「違いますッ違うんですぅ……」
俺だって分かってる。会いたかった。会えてよかった。
「今日はキク家に泊まるぜぇ。」
「それで、チャラにするつもりですか……?」
ぐすんと落ち着き、少し顔色が明るくなった。
今日はギルベルト君が来ている。
沢山お話ができる。色々なお話ができる。それが嬉しい。これが日常がいい。
ギルベルト君が帰って、また、数年過ぎました。
「私は認めません。」
世界で孤独になってしまいました。
これも未来のためです。自分の意見を言って何がわるいんですか。
「ごめんなさい。耀さん。」
あぁやってしまった。嘘もついてしまった。私は本当にダメな人ですね。
どんどん私の仲間も人も居なくなっていく。私は確信した。負けるんだ。負けてしまうんだ。と
神様は酷い方…いいえ、私が酷いんです。喧嘩はしたくなかった。でも強くなりたかったんです。
それだけなんです…
数年後
花も植物も全然生えなかった。食べれるものもなかった。ようやく粘ってきた喧嘩が終わった。
まるで地獄のような世界でした。仲間も、全て失った。
「桜の木をまた、みたいです………」
「あなたは、頑張れます…強くなるはずです…」
そう苗を植えた。
「Hello!!キミは教育が必要じゃないかい??俺が見てやるよ!!」
「わかりました。……しかし、私の子供達には手を出さないでください……悪いのは私のせいなんですから……」
「……ok!わかったんだぞ」
まだ、私は孤独だ。世界の会議にも行けていない。いや、行けれない。
「Hey!!これをこうこうして……こうするんだぞ!」
「わかりました。」
ただただ命令を聞いて、しているだけ。
ある日突然、アルフレッドさんとイヴァンさんが喧嘩を始めました。
「キク!!原料とかよろしくなんだぞっ!!」
「は、はい。」
これは私にとって有利なものでした。
喧嘩は冷たかった。まるで睨みあっているような…そんな感じでした。
イヴァンさんの家から巣立って行く方がたくさんいました。その中に師匠も入っていました。
「ギルベルト君。キミは自由だよ。今までごめんね?じゃ、バイバイ」
「……お、おう…」
「解放された…のか、?」
まだ、ルートにも壁があって会えていない。あいつは何してんのかな。
「この壁消しちまったら、どっちが残るんだろうな。」
そう考える。ルートに引き継いで貰う。それでいい。俺様の目標は達成したからな。
でも分からない。消えたらその先はどうなるのが分からない。
「どうなるんだろな。」
その時の不安、覚悟は決まっていた。
少しアルフレッドさんの力を借りて、お財布は温かくなりました。
今度はアルフレッドさんからの解放です。まだまだ人形のように扱ってはいませんが、自分の力で生きていかないと、皆さんとも、お友達に…なりたいですし…。
「……早く解放されたいですね……。」
あと1話ぐらいで終わりにしたいっ!!!!!!!
史実ネタ+国名ばっかりですみません。浮かぶのが史実しか出てこないんです……。
プーちゃんどーなるのかな?!