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〝地獄からの試練〟、1.7万いいねありがとう!!!
みんなが見てくれたからここまで来れました~!!
もうすぐ完結するかもなのでそれまでどうかお願いします!!!
それではどうぞ!!!
注意事項は1話です。
四季
「………」
（何が間違ってたんだろうな〜…
つ〜か順番とか関係あったのかよ、先言えし!!）
混乱する思考の渦。
胸の奥で渦巻くのは焦りか、諦めか。
彼の中で過去と今が、少しずつずれていく。
剛志
「四季ぃ!!!」
突如響く怒鳴り声。
その声には、焦燥と決意が入り混じっていた。
四季
「うぉ、親父??」
剛志
「早く逃げるぞ!!」
四季
「…え、何処にだよ?!」
剛志
「取り敢えず早くしろぉ!!!」
四季
「お、おう、!!」
空気が一変する。
地鳴りのように迫る何か。
それを肌で感じ取りながらも、四季は理解が追いつかない。
剛志
「俺は多分もう時期死ぬ。」
静かな、けれど確信に満ちた声。
それは別れを悟った者の響きだった。
四季
「…は?」
剛志
「だから四季、頑張れよ。」
四季
「は、?何言ってっか分かんねぇよｯ!!」
「説明してくれよｯ!!!」
（どういう事だ、?
親父は多分 記憶を持ってる。
じゃあ死ぬってどういう事だ、、）
脳裏を駆け巡る「死」の文字。
その言葉が現実味を帯びていくたびに、胸がざわつく。
剛志
「まあ後から分かる!!」
「あそこの倉庫に走れ!!」
四季
「はぁ、?!親父も来いよｯ!!!」
剛志
「だめだ。これは俺の問題だからなぁ。」
「悪ぃな、四季。」
四季
「悪ぃと思うならこっち来いよｯ!!」
「なんで1人で死のうとしてんだよ?!」
必死の叫び。
それは息子としての本音。
目の前で“死”を口にする父を、見過ごせるはずがなかった。
剛志
「…あんな顔されちゃなぁ、、」ﾎﾞｿｯ
「俺の死んだとこなんて見たくねぇだろ。」
四季
「………」
その声には、優しさと悲しさが入り混じっていた。
親としての最後のわがまま。
息子には笑っていてほしい。
剛志
「早く行けぇｯ!!」
四季
「ｯ…俺も戦うｯ!!」
剛志
「っ?!、お前っ…」
四季
「…分かんねぇけどよ、親父記憶あるんだろ?!」
剛志
「、何で分かった??」
「てかその言い方じゃお前もあるのか?」
四季
「あぁ、てか俺がそうさせてるのかもしれねぇしな…」
剛志
「?どういう事だ??」
四季
「いや、なんでもねぇよ。」
「てか五月雨と戦うんだろ?!」
剛志
「あぁ、でもこの勝負俺は負ける。」
四季
「…負けさせるかよｯ…」
「俺がいるんだ、もう死なせない。」
四季の声が震える。
それは決意の声。
何度時が巡ろうとも、この瞬間だけはやってくる。
この先どうなるのか、四季は分かりきっていた。
だが、〝天神〟によって変えられた今
四季はまだこの先の〝物語〟を知らない存在となった。
剛志
「……w…」
「いつからそんなかっこつけるようになったんだ?w」
四季
「なｯ…?!」
「いいだろ少しくらいｯ!!」
剛志
「ははｯ、そうだな!!」
「…四季こそ、死ぬんじゃねぇぞ!」
四季
「…分かってるよ。」
父と息子。
交わされる最後の言葉。
その一瞬だけ、戦いの音が遠ざかった。
場面は変わり、皇后崎視点。
迅
「…これは、入学前の俺か、、」
「…なんでこうなってるんだ?」
「〝無陀野〟たちは記憶あるのか、?」
辺りは白く、時間の輪郭が曖昧だった。
皇后崎は立ち尽くし、記憶の隙間を手探りする。
???
「皇后崎。」
迅
「…普通こんな早く見つかるかよ…」
「〝無陀野〟、お迎えが早すぎじゃねぇか?」
無人
「分かっているはずだろう。」
「俺が効率の悪いことが嫌いなことを。」
迅
「あぁ、分かってる。」
「つまり他の奴らも迎えに行くんだな?」
無人
「あぁ。お前も着いてこい。」
迅
「当たり前だ。」
（…それにしても、なんかきめぇな…
心の1部がぽっかり空いたみたいな感じで…）
胸の奥に生まれる、形のない虚無。
それは“忘れてはいけない何か”が抜け落ちた証のようだった。
無人
「どうした?皇后崎。」
迅
「…いや、何か心が1部空いたみたいな感じがしてきめぇんだよ…」
無人
「…それは俺も同感だな。」
「ずっと変な感じがしている。」
迅
「お前もか、、」
「なんか忘れちゃいけねぇようなことを忘れてる気がすんだよな…」
無人
「…お前も俺も忘れるということはそれ程大したことじゃないってことだ。」
「今は気にするな。」
迅
「…あぁ。」
（ほんとに、そうだといいが…）
そう呟く声は、どこか震えていた。
見えない何かが、確かに欠けている。
その“何か”こそが、この世界を繋ぐ鍵であることを、
彼らはまだ知らなかった。
☂.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ☂.·
結構謎い展開でちょっと困ってる😂😂
みんなこれ理解出来てるのかな、、
自分頭悪いからこんな表現しか出来なくて…
伝わってなかったらごめんね☆☆
それでは👋
コメント
10件
１.７万人おめおめ！🎉 やっぱ親父さんカッケェー!!✨️ 皇后崎や無陀先たちに四季のこと思い出してほしいｯｯｯ！ 五月雨との対決こっちが緊張してくるw
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