テラーノベル
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rbr side
俺はロボロ。最近ゾムが冷たいねん。
俺が、「なんかした?」って聞いても
「別に」って言ってどっか行くねん。
俺は、分かってしまった。ゾムは俺を嫉妬させようとしてわざと冷たくしてるんやって。
やから、今日、誘ってみようと思う。
・・・
俺はソファに腰掛けているゾムに話しかける。
r 「ゾム」
z 「ん?」
r 「今日、ヤらへん、?//」
z 「…」
俺は、じっとしていられなかった。ずっともじもじしていた。
ゾムは黙ったまんま。これ、スイッチ入ったか?
r 「ぞ、ゾム?//なんか言うてくれや、//」
z 「…すまん。今日は疲れてるんや。またいつかな」
(立去)
r 「あぇ、」
いつもなら、疲れててもかわええなって言ってヤってくれるのに。今日は、やっぱ、なんか違う、ほんまに冷められた、?いや、ゾムに限ってそんなこと、笑大丈夫や、冷められてへん。大丈夫や。
・・・
俺らはこの日を境に話す日が減っていった。
さすがに、このままではまずいと思い俺はゾムに話しかける。
r 「ゾム」
z 「ッ…、ロボロ」
r 「な、なに??」
やっとゾムから話しかけてくれた喜びで少し目を開く。
でも、ゾムはずっと下を向いたままやった。
z 「その、俺ら」
…は?
理解ができない。頭はハテナでいっぱいやった
r 「は、ぇッ、う、うそやんな、??ほッ、ほらッ…!エイプリルフールとか…!」
俺はカレンダーを確認する。
今日は、1/8…ッ
r 「なッ、なぁ…!?も、ッもう騙されたで、??ネタばらししてぇやッ、?なッ?」
理解ができない。頭が追いつかない。
俺は今意味不明なことを言っているだろう。
z 「ッ…」
r 「なぁ、?なんか言ってくれやッ、?ぞ、ゾム???」
ゾムがだんだん見えづらくなってくる。
俺は泣いてるんだな、と改めて自覚した。
z 「ロボロ、嘘なんかちゃう、本気や」
r 「いッ、嫌やッ、!おれ、ゾムと別れたない、!不満に思うところがあったんか、?なら、ッ、治すからッ、!!!」
z 「ちゃうッ、俺が悪いんやッ、」
r 「なにッ、??浮気でもしたん??それやったら話変わってくるで、?なぁ、ッ、なんでッ、??」
z 「おれはッ、ロボロを幸せにできへんッ、」
r 「おれはッ、充分幸せやで、??」
z 「俺には、幸せにできてる自身があらへんねんッ、これ以上の幸せをロボロに注げへんと思うねんッ、」
r 「なんでやッ、今の俺が幸せならええやんかッ、??何がダメやったん、?」
z 「俺にはッ、負担が大きいて感じてしまうことが多いねん、」
r 「そんなん言うてくれたら直すやんッ、直せるやんッ、なぁ、ッ嫌やッ、俺、別れた無いッ」
z 「すまんッ、じゃあな。2年8ヶ月ありがとうな。楽しかったで…!」(泣笑)
なんでッ、??なんで泣いとんのッ???
ゾムッ、ほんまは嫌なんとちゃうん、???
r 「いややッ、いややッ、!!!ぞむッ、たのむッ、嫌やッ、わかれたないッ、」
z 「あとは、シャオロン。お前に任せたわ」
s 「おう。」
俺は、ゾムしか見てなかったからか後ろにシャオロンがおることに気づかんかった。
r 「嫌ッ、嫌やッ、!!!ぞむぅッ、!!ひぐッ、ぅ”、ぞむぅ”、!!いかんでッ、俺から離れんといてッ、」
s 「ロボロッ、!!!」
(引止)
r 「ぁ”ぅあ”ッ…!!!ぞむッ、ぁ”ぁ”ッ、ぞむぅッ…!!!!」
俺は泣き崩れた。
顔は多分涙でぐちゃぐちゃや。
目の前の事実が信じれなくて、もう居ないはずのゾムの名前を呼び続ける。シャオロンは俺の背中を一定のリズムで優しく叩いてくれている。俺は、泣きすぎて息を吸えていなかったからか過呼吸になりかけている。
r 「はッ、ヒュ、かふッ、ぞ、むぅ”ッ、ぇぐッ、ひぐッ、」
s 「ロボロッ、落ち着いて、??深呼吸」
r 「すッ、ー、は、ぁ、すー、ッはぁ、」
s 「吸って…吐いて…吸って…」
俺は、シャオロンの指示通り吸って吐いての繰り返しをしている。すると、だいぶ落ち着いてきた。でも、まだ事実を受け入れられていない。
r 「ッ、ぁぐッ、ひぐッ、」
s 「…」
シャオロンは俺を優しく見守っていた。
・・・
sha side
ロボロとゾムが別れた。
ロボロが振られた。
俺は前々からゾムに相談をされていた。
“ 俺はロボロを幸せにできへん。 “
ってな。
俺は、それを聞いた時、まずは驚いたな。
でも、俺はずっと、ゾムとロボロが付き合う前からロボロのことが好きやった。勿論、恋愛対象として。やから、チャンスやと思った。最低、最低と思ってるけど、今の俺には好都合やと思ってしまった。
s 「そんで?お前はどうすんの。」
z 「ッ…」フルフル
s 「ゾム、?」
なんやコイツ、泣いとんのか、
s 「弱音、吐きぃや。」
z 「ッ…おぅ、」
ゾムは、
『大先生といる時のロボロの方が楽しそう。』
や
『このままでいいんか』
とか、答えが出しにくい相談やった。
s 「話してくれてありがとうな。辛かったろうに。」
z 「ぅ”ッ、ぐ、ッ」
こいつほんまに、ロボロのこと好きなんやな
s 「ゾムはどうしたい?」
z 「別れたくはない、ッ、でも、このまま付き合ってても悩みは消えないんやないかってッ、不安やねん、」
s 「距離置いてみたら?」
z 「ッ、わかった、」
s 「そんで、気持ちの整理がついたら言えばええ。ゆっくりでええから」
z 「おぅ…!ありがとな…!!!!」
s 「はいは〜い笑」
なにライバルの相談聞いてやってんねん…!
いや、ライバルでも仲間は仲間や、
・・・
zm side
俺はロボロを振った。
もう、決めていたことやのに。今日は泣かへんって決めたのに。泣いてしもうた。
正直、立ち直れる気ぃせぇへん。でも、ロボロにはちゃんと幸せになって欲しい。
俺の曖昧な気持ちで幸せになるよりかは、もっと、もっといい人を見つけて、幸せになって欲しい。
俺は、さっき出た、ロボロとのたくさんの思い出がある家を泣きながら、眺めながら言った。
z 「ごめんなぁッ、笑ロボロ…ッ幸せになってくれよッ…!笑」
・・・
rbr side
r 「…」 ポー
s 「ロボロ。お茶入れたで。」
r 「…」
信じられない。
もう何も考えられない。
楽しい日々が頭の中をぐるぐる回っている。
恋人と初めて行ったショッピングモール。
恋人と初めて撮ったプリクラ。
恋人と初めて行ったユニバ。
恋人との初夜。
恋人と初めての喧嘩。
どれも、いい思い出だった。可愛かった。
ゾムに好きって言うと照れてくれる。
倍で返してくれる日もある。
そんな毎日が一生続いてくれればいいと思ってた。神様は居ないんやね。
俺、ふられてもーたよ、
s 「ロボロ、ゲームでもするか?」
r 「今は気分じゃあらへん。寝るわ。おやすみ。」
s 「そっ、か。すまん、おやすみ。」
すまん。シャオロン。今は当たってまうかもしれへん。
ベッドに入るも、寝付けへん。
ゾムのことで頭がいっぱいや。泣きそう。
でも、今泣いたら止まらへんな。
s 「ロボロ。入るで。」
r 「…ッ、」
s 「…泣いてええよ。今は、泣きまくり。」
r 「すまんッ、泣」
s 「大丈夫やで。」
r 「ッ、ひぐッ、時間ッ、もどらへんかなッ、??」
s 「、戻らんで。」
r 「ぁ”あッ、、ひぐッ、しゃ”おろんッ、ぞむッ、」
s 「おいで。」
r 「ッう”あッぁぁ”ッ、」
・・・
チュンチュンチュンッ、
r 「ッ、朝、か」
憂鬱な毎日が始まったな。
あーぁ、もうこれから、ゾムのご飯は食べられへんのか、ゾムのおはようは聞けへんのか、ゾムのおはようのキスはッ、、、
s 「ろーぼろッ!!!おはよ!!」
r 「ぉ、はよ、」
s 「さっ!今日も頑張りまっせー!!」
r 「お、おん、??」
はぁ、ッ、泣いてばっかじゃだめや
今日も頑張るか、、、
正直、恋人を振る人の気持ちなんて分かりません。
尚、日付とか、日数とか全然意味ないです!笑何となくです。
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かき、マス。
ほな、まったね〜
コメント
6件
もう、ほんと本音を言ったら見たい……(()) その後の関係性とか、もう、なんだ色々気になっちゃう👉👈