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潔が後ずさりすると、氷織はため息をついて立ち上がった。 動画のあのシーンのように、一瞬で距離を詰め、逃げ道を塞ぐように潔を壁に追い詰める。
氷織:
「……なんで逃げるん? 僕は潔くんのこと、こんなに愛しとるのに。……あぁ、そうか。さっき凛くんと話してた時、あんなに楽しそうやったもんね。」
氷織の指が、潔の喉仏をなぞる。
冷たい感触に、潔の背筋に冷や汗が流れる。
氷織:
「次無視したらお仕置きね、って言うたやろ? あれ、本気やったんよ。」
潔:
「……っ、やめろ……。氷織、お前……目が……」
氷織:
「(低く冷たい声で)……潔くん。君のその綺麗な瞳には、僕だけを映してればええんよ。……今から、僕以外の記憶、全部塗り替えてあげる。……いいよね?」
氷織は潔のネクタイをゆっくりと解き、その布で潔の視界を塞ごうとする。
潔:
「な……何を……っ! 氷織、やめ……!」
氷織:
「(耳元で囁くように)……しーっ。暴れたら怪我するよ? 大丈夫。痛いことはせぇへん。ただ、僕が君をどれだけ欲しがってたか……それをゆっくり、時間をかけて教えてあげるだけやから。」