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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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色々ありながらも、ようやく付き合い始めて3ヶ月

手を繋いだり、デートしたり、あーんしたり、ハグをしたり、キスをしたり

そこまで来たら、恋人同士ですることといえば残り少ない。

新潟(…いい加減、手出されねえかな)

付き合う前からシェアハウスで同棲しているようなものだったので、おうちデートはほぼ日常と変わらない。

出かけるとしても、かなり大人な2人なので、喫茶店やお散歩くらいしかしていない。

見せつけるようなイチャイチャがしたいというわけでもないが、2人きりでそういうことはしてみたい。されてみたい。

新潟(キスも触れるくらいだし…もうちょっと進展させてえな…)

ぼーっとコーヒーを飲みながら考えていると、一つの素晴らしい考えが浮かんできた。

新潟(…襲われねえなら、襲えばいい!)

そうと決まれば、新潟は準備に取り掛かった。





そして1週間後、新潟は誘うための色々な準備を終えた。

玩具や潤滑油などを独自で取り揃え、そういう動画で密かに勉強も拡張もしてみた。

かなり自尊心が削られたものの、長野との行為で想像すると興奮したのでよしとする。


付き合ってから部屋の合鍵を渡され、自由に出入りできるようになった長野の部屋。

規則正しい生活を送る長野の部屋は、当然ながら暗い。だってもう夜だもの。

こっそり音を立てないように戸を閉めて、足跡を立てないように長野が寝ているベッドまで向かう。

「何の用だ?」

新潟「!!」

なんということだ、長野が起きてしまった。

長野「新潟…もう深夜だが、どうした?」

新潟「あー……えっと、その…」

長野「?…まあなんでもいいが、そこでは寒いだろう。おいで」

新潟「…うん…」

長野は江戸の時から堅いまま現代で生きている。

気配でバレたのかもしれない…

長野「…?暗くてよくわからなかったが、随分露出が多いな?確か普通の服ではなかったか?」

新潟「……たくて…」

長野「…すまない、もう一度聞いていいか?」

新潟「…だ、だから…抱かれ、たくて…キス、止まり…だし…準備…してきたから…」

長野「…………」











新潟「?…??」

気がつけば押し倒されていた。

自ら乱していたシャツはすっかりはだけて、長野に手を押さえられている。

新潟「な…長野…?」

困惑しきった声をあげると、急に長野の顔が近づいて…

長野「ちゅっ」

新潟「んむっ?」

ちゅっちゅっと、口を中心にたくさんのキスを落とされた。

息が少し苦しくなって口を開けると、舌が入ってくるのがよくわかった。

新潟「はッ…ぅん…♡」

長野「ん…レロォ…ペロ…」

新潟「ぁ♡…ふっ♡  んッ♡」

いわゆるディープキス。

初めてされたふか〜いキスは、新潟の酸素を奪い尽くし、呼吸を忘れさせた。

口の中を舐められたり、少しずつ舌を絡められる。

過去にセフレは何人かいたはずだが、こうしてキスをすることはなかった。

いつのまにか頭も押さえられていて離すことができず、目を瞑ると蹂躙されつつある口内に意識が向いてしまう。

息の仕方がわからないまま目を閉じていると、急に口元が自由になった。

新潟「はぁ…はぁ…♡な、なんれ…やめる…?」

長野「お前の息継ぎが下手だったからな。無理をさせたいわけじゃない」

新潟「下手で悪かったな…深いのはハジメテなんだから仕方ねえだろ…」

長野「ここでやめて徐々に慣らすか、このまま最後までやるか。どうする」

そんなこと言うまでもない。

自分が襲ってくれと言ったのに、目の前のこいつはもう忘れてしまったのだろうか。

新潟「ちゅっ」

長野「!」

新潟「…ダメかよ?」

長野「…なるべく丁寧にするつもりだが…痛かったらすぐ言えよ」

新潟「それでいいんだよ」

触れるだけのバードキスでも、煽るには十分だったらしい。

もう一度口を塞がれた。

しかし、今度は先ほどよりこちらのペースに合わせてくれている。

新潟「はぁッ…んッ…んちゅ…」

なんとか頑張って舌を絡めてみるが、長野が上手なあまりに霞んでいる。

精々ちろちろと相手の舌を舐めるくらいで止まってしまい、途中からは息継ぎに集中して身を任せた。

長野「ん…」

ぐちゅぐちゅといやらしい音を立て合いながら、長野は少しずつ服を脱ぐ。

また、新潟も同様に脱がされていき、服は几帳面な長野にしては珍しく床に放り投げられていった。

気がつけばお互い全裸になっていて、自分か相手かわからない液を口の端から垂らさせながら、キスは終わってしまった。

新潟「おわり…?」

長野「いいや、これからだ」

隠し持っていたはずのローションを手に取られ、馴染ませながら濡らされていく。

そしてぎゅーっと抱きしめられ、どろどろになった片手が下半身に当てがわれた。

新潟「ぁ…はぁ…はぁ…♡ゆ、ゆっくり…ゆっくりして…♡」

長野「わかっている…」

そんなことを言うのに、中に入った細長い指は焦るように動き回っている。

柔らかなそこはきゅうきゅうと異物を歓迎し、奥に攻め込まれる快感が迫って来る。

新潟「はぁッ…はぁッ…も、いいよ…入る…」

長野「ダメだ」

新潟「うぅ〜……ひゃッ…あぅ…♡」

自分である程度開発したものの、人にやられるとまた別だ。

体験している感覚など完璧に伝わるはずもなく敏感なところを攻め立てられ、ビクビクと体を震わせてしまう。

そんな新潟の様子を見て、更に火がついていくことを実感しつつ、早く早くと急かす声をなんとか無視する。

女性器ならいざ知らず、本来使われない使い方をする時は慎重さを要するものだ。

とはいえ、新潟自身からキスをしたり腕に縋ったりと煽ってくるので、そろそろ我慢の限界も近い。



そうしてとろとろになった新潟。

もう とっくに解すことはできていた。

だが、指でいじめてやるのもまた一興と、つい調子に乗ってしまったようだ。

新潟「あぅ…はやくしてぇ…?」

長野「わかった…キツかったらすぐに言えよ」

新潟「いいからぁ…」

長野「後ろ向け」

新潟「んーん…顔見たい…」

新潟は微かに首を横に振り、いわゆる正常位の体位を求めた。

後孔の場合はバックの方がやりやすいのだが、首に腕を回したまま離さないし、本人の希望なので、この状態で挿れることに。

新潟「ひッ…ぅ…あッ…あ…きたぁ…♡」

ゆっくりゆっくり、傷つけないように慎重に。

熱を求めていたそこは容易く受け入れ、むしろ自ら飲み込んでいるようにも見える。

新潟は小さく悲鳴をあげながら、腹部に侵入していく相手に愛を伝えた。

新潟「はーッはーッ…ん…ながの、すきッ♡すきぃ…♡ふーッ、あ…でっかぁ…♡」

長野「はぁー…まだ慣れていないだろうから、少し待とうな」

新潟「やだぁ…うごいてぇ…」

長野「ダメなものはダメだ」

新潟「いじわるぅ…」

すっかり発情しきった新潟は、かくんかくんと腰を揺らして急かしている。

しかし、中がまだびっくりしている状態で動かすのはあまり良くない。

長野は無茶苦茶にしてやりたい衝動を鋼の精神で抑えきり、動きを止めさせるために腰を掴んだ。

新潟「ひゃッ」

軽いキスを落としながら、少しずつ奥へ。

大切に大切にと言う長野も、やはり愛する人が期待している事実には抗えない。

長い足を絡ませられると、いよいよ理性も効かなくなってくる。

新潟「まだだめ…?」

長野「…私ももう限界だ…動くからな…」

新潟「ッ〜〜〜♡♡」

改めて腰を掴み直し、抽送を開始する。

新潟は初めて感じる快感に声も出ないようで、だらしなく口を開けて背を反らせた。

長野「はぁッ…はぁッ…」

新潟「そこッ…そこやばッいッきもちぃッ♡」

上擦った嬌声で小さく喘ぎ、長野は更に煽られていく。

段々速くなる動きと合わせて、嬌声は大きくなる。











やがて双方は果て、行為は終わった。

新潟は疲れたのかすやすや眠り、長野は片付けのために重い体から布団を退けた。

長野「はぁ…疲れたな…」

最初は新潟がイったあたりでやめるつもりだったが、もっともっとと求められるまま続け、結果布団はべたべたになった。

今まで抱いたどの女性より余程良かった…と中々の感想を浮かべて新潟の頭をひと撫で。

昂ったあまりに噛みついてしまった跡に、征服欲が満たされるのを感じた。

らぶらぶえっちが書きたい

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コメント

9

ユーザー

長野と新潟かわええなぁ最高すぎる!!ハァァァァァァァァ((尊死

ユーザー

最高ダァあれ三途の川が?

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