脱獄シリーズから
し 今日暑いですねー
ク 牢屋は空調ないからねー
ぺ ???
し なんかありました?
ぺ いやっ、なん、か。ちが、、、
リ おはよう
ク&し おはよーございまーす
ぺ あ、看守、、、
リ っ⁉︎ 8番?どうした??
し え、なになに?
リ とりあえず8番は医務室に送る。お前らは待っとけ。いいな?
ク あ、はい
ガチャ
リ 8番。でろ
ぺ っ!看守っ、おれ、、、!
リ 大丈夫だ。落ち着け
ポタポタ
ク え、ぺいんと大丈夫!?
し え。僕わかんないわかんない!何⁉︎
リアムside
暑い
今日もあいつらの日数を減らしに行く
部屋に入ると9番と6番の威勢のいい声がハッキリ聞こえる
しかし8番はいつもと違う、弱々しい声だった。
ぺ あ、看守、、、
牢屋の中を確認すると囚人服が血で汚れた8番がそこに立っていた
こちらを見つめている
涙目が愛おしい
し え、なになに?
うるさい
かわいい
鼻の辺りから血が出ている。
鼻血か?
助けてやろう
この無力な生き物を
ぺ っ!看守っ、おれ、、、!
パニック状態
かわいい
血のことでトラウマになるようなことがあったのだろう
ク え、ぺいんと大丈夫!?
静かにしろ
俺が聞きたいのはこの
今にも壊れそうで消えてしまいそうな
俺だけに縋り付いてくる
細い声だけだ
暑い
熱い
体が熱い
変な欲が頭をおかしくさせる
理性を保て
せめて
医務室までは
コメント
2件
いいっすねぇ…(*´ノi`)・:∴・:∴・:∴・:∴