- ̗̀⚠︎ ̖́-
nmmn
本人様とは関係ありません
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桃の家
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紫side
今日は桃くんの家でみんなで集まって
楽しくゲームをしようと思ったが
ゲームより気になるものが周りに沢山。
それは綺麗で広い部屋に物が散乱している事。
彼の性格ではちょっと意外。
あんだけコードは見せたくないって
言ってるのに今はヘアアイロンすらすごく
雑に置かれている。
俺だって他のメンバーだって
コード嫌いな彼のこんな部屋を
見た事ないと思う。
動く事も難しいところだってある。
リビングのテレビ周りだけすごく綺麗に
されている。
桃『紫くんゲームに集中してくれない…』
紫『ごめんごめん、w拗ねないでっ。』
結構可愛い。俺がゲームに集中してないだけで
ちょっと拗ねて、構ってアピールみたいに
主張してくる。
青『てかさ…なんでこんな部屋汚いの?』
俺らが全員気になっていた事を桃くんの
愛方が聞いてくる。
桃『…ちょっとまってて。』
そんな事を言ってコントローラーを机に置き
どこかへ行ってしまった。
なにか理由があるのかな。
まだ話せてない事があるなら話して欲しい。
橙『今日部屋ちょー荒れてるな…w』
赤『桃くん気になんないのかな…?』
黄『なんか急いでたんじゃない?』
青『確かに、最近桃くん忙しそうだもんね』
そんな事を話しながら桃くんを待つ。
がちゃっ
桃くんが戻ってきた。
なにかを話すためにわざわざ違う部屋に
行ってたみたい。
桃『…ん。これ。』
そんな無愛想な言葉と一緒に机に置かれた
紙には、自閉症という言葉とADHDという
言葉が桃くんの本名と並んで書いてあった。
これは自閉症とADHDの診断書だった。
桃くんを見てみると目がうるうるしてた。
不安だったのかな。
紫『俺理解できたから、お膝おいで。』
少しでも彼が安心できるように
メンバーよりもいち早く理解できた俺の
膝に誘導したら、ちょこんと素直に静かに
座ってくれた。
紫『大丈夫、大丈夫。』
紫『ここに悪い人はいないからね。』
桃くんは反応が怖かったのか
すごく体に力が入っていて震えていたので
少し頭を撫でてあげる。
桃『ん…んぅ…』
桃くんは少し心を開いてくれたのか
向きを俺と向かい合わせの状態にして
俺の肩に自分の顔を埋める。
でも、まだ体には力が入ってるし
すごく震えてる。
紫『大丈夫、大丈夫。』
みんなは各自スマホで特徴などを
調べ始める。
俺はなんとなく学校でお話があったから
ちょっとこの自閉症とADHDについて
調べてた時期があり、特徴などは覚えている。
桃『紫くっ…ごめんなさぃ…ポロポロ』
隠してた事に罪悪感が増したのか
突然泣きながら謝ってくる。
紫『大丈夫だよっ。』
紫『この事話すのに勇気いるもんね~っ』
少し息が荒くなり始めたので背中を摩ってみる。
感覚も敏感だと思うのでゆっくり優しくね。
桃『ぐすっ…紫くんのなでなで好き…』
落ち着いたのかちょっとずつ
コミュニケーションが取りやすくなる
紫『そーなの?wありがとう。』
桃『ふへっ…えへへっ…』
ちょっと安心したように笑ってくれた。
嬉しいな。
赤『桃くん、頑張ったねっ。』
桃『んふふ…』
赤くんに頑張ったねって言われて
嬉しかったのか、恥ずかしかったのか
俺の肩に再度顔を隠してしまう。
可愛いな~っw
青『恥ずかしいの?w』
桃『んふっ…うんっ…はずかしぃ…』
小さな声で恥ずかしいって言ってる。
可愛いなぁ~っ
橙『ここ最後にお片付けしたのいつ?』
桃『きのーだよ。きのーの昼に掃除機かけて』
桃『しっかり物も直したんだけど…』
桃『きのー…放送したあと…』
桃『動画の準備しようとして…』
桃『つくりおわったと思ってた動画が』
桃『つくりおわってなくて…』
桃『頭わーってなって…』
桃『物に当たっちゃった…』
桃『朝起きたらこーなってた…』
桃『自分でしたから片付けるのが嫌で…』
桃『そんままにしてた…』
こんな感じで詳しく話すのもひとつの特徴。
癇癪は分かっていても起こってしまうので
辛いと思うし、次の日はきついと思う。
黄『だからここに傷があるのか…』
突然、黄ちゃんが桃くんのおでこを
指さし怪我を知らせるので
俺も傷を見てみる。
前髪で隠れてて分かりにくかったけど
すごく赤くなって腫れ上がっていた。
桃『俺おでこ…机の角…がーんって…』
途切れ途切れでしっかり理由を言ってくれる。
でも処置ができていたのか分からないので
少し聞いてみる
紫『桃くんここ冷やした?』
桃『んーん…俺冷やすのきらーい。』
寒くなったりしちゃうかなっ。
青『ほい、熱さまシートは?』
そんな事言いながら青ちゃんが
俺と桃くんの所に熱さまシートを箱ごと
投げる。もうちょっと優しい渡し方が
あったと思うけど、そういう所は青ちゃんぽい
紫『桃くん熱さまシート好き?』
実物を見せてどんなものかを確認させる。
桃『それねぇ…ぷにぷにして好きぃ…』
桃『この前…こんこんした時もそれ貼った…』
紫『こんこんしたの?』
桃『うんっ、だからそこの床に薬と…』
桃『熱さまシート転がってる』
ダイニングテーブルの下には薬と
熱さまシートが沢山転がっていた。
なんでそこに転がってるのかは
本人しか分からない。w
確かにこの前集まった時
咳が沢山出てたな~っ
ってか、話ズレたな…
これもADHDの特徴。話がどんだけズレても
桃くんといっぱい話せるからいいや。
紫『じゃあこれ貼る?』
桃『はるっー!』
紫『じゃあ前髪上げられるかな?』
桃『んっ!』
前髪をばっと勢いよく上げる桃くん。
紫『貼るね~っ』
少し声かけて熱さまシートを貼る
桃『びくっ…んふっ…冷たい…』
体がびくっと反応してる。
急に来た冷たさにびっくりしたかな?w
紫『はいえらい。じゃあゲームの続きする?』
桃『うんっ!』
青『桃くんが好きなゲームしよーよ!』
桃『やたーっ!!』
ピンクの猫ちゃんも個性があります
⋆͛_𝐞𝐧𝐝_⋆͛
憧れ様のsaya様の企画に参加したくて
でも小説を書く時間なかったのでpixivから
自信作持ってきましたっ!(
コメント
6件
好きすぎますっ💞 ぶくま失礼します🤍
やばい最近、nanaさん私のお気に入りの小説出すやん🧸好きすぎる✨(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ ⌑ ᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)✨
あ、憧れ...!? ありがとうございます(≧∀≦)