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ゴールデンウィークが明け、1週間が過ぎた。
先週の久しぶりの登校では、クラスメイトたちが少し懐かしく感じ、杏葉はすでにこの高校の、このクラスの一員であるのだと実感した。
「今日は、お昼に体育祭のスケジュールの確認だよね」
杏葉と弥奈は、学校の最寄駅を降りて、通学路を他の生徒たちの波とともに歩く。
「うん。渡くんが頑張ってくれてるおかげでスムーズだけど、こんなにラクしちゃっていいのかな」
「杏葉ちゃんは安藤くんとクラスを仕切ってるから大丈夫! ちゃんとお仕事してるよ」
「それならいいんだけど……。あれ、藤堂くんは?」
「藤堂宗次郎は、渡くんが利用して、いろいろ伝令やってる。知らなかった?」
「あっ、忙しそうにしてたのは、それだったんだね。渡くんに任せっぱなしだからなぁ」
「気にしない気にしない。私たちは私たちで混合リレー頑張らなくっちゃだよ!」
「そうだね。あまり自信ない*********************
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