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さようならをあなたに最期に言いたくて…
イギリス
「やぁフランスさん。」
フランス
「なんだ。お前か」
この気に食わない野郎はイギリス。
とても腹が立つ。一発殴ってやろうかな
フランス
「で、今日は何の用だ?」
イギリス
「何の用?うーん、バカにしに来ただけですよ(笑)」
やっぱり腹が立つ
フランス
「はぁ…しょうもないなぁ…早く帰ってくれ」
イギリス
「帰る家ないので無理です」
フランス
「は…?どういうことだよ?」
イギリス
「家出してきたので。」
フランス
「…わかった。中に入れ」
あぁ…こいつもあいつと変わらないんだな
イギリス
「国って他国から殺されることあるんですよね?」
フランス
「ああ、そうだが…」
イギリス
「なら私を殺してください」
フランス
「…は?お前…何言ってるのかわかっているのか?」
イギリス
「ええ。」
フランス
「じゃあ尚更できない…」
イギリス
「どうして…?」
フランス
「それは…僕がお前のことを…」
イギリス
「…あーそれ以上言わなくていいです。」
フランス
「……」
なんとも気まずい。まぁ気まずくしたのは僕なんだけども…ね?
イギリス
「そんなことはクソのほどどうでもいいので。私にとっては…。ですので早く殺してくださいよ(笑)」
フランス
「そんなことって…」
イギリス
「あれ?なにか可笑しいこと言いましたか?(笑)」
フランス
「…っ!」
その瞬間僕は彼を刺しまった。
僕は彼が好きだったのに。それなのに…
イギリス
「……最期にこれだけ言わせてください」
フランス
「うん…」
イギリス
「好きです────」
もっと早くに聞きたかったよ。その言葉。
嗚呼、もう取り返しのつかないところまで───
イギリス
「起きて下さい。フランス」
フランス
「あれ…イギリス?」
イギリス
「まったく…そんな幽霊を見たような顔しないでくださいよ…」
フランス
「よかった、よかった…!!イギリス!イギリス」
イギリス
「それじゃあお泊まり会も今日で終わりですね。」
フランス
「うん、また会議で会おうね」