女子研究大学短編集

【設定】

しろせんせー×まちこりーた

※リクエスト作品｢💙→→→←💚｣

ありがとうございます!!

⚠今回めっちゃ長いです

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《愛おしくて、しょうがなくて》

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💙｢…っし、配信切った｣

💜｢んん〜疲れた〜！｣

💖｢今日はまじで神回だった！w｣

💛｢それなww｣

❤️｢楽しかったね〜w｣

配信終わり、いつものようにメンバー内の雑談が始まる。

配信内でまちこと長く話せて浮かれているからか俺＿＿しろせんせーはまちこを家に呼ぼうとしていた。

💙｢ねぇまーちこっ｣

💚｢なに？いつにも増して機嫌がよろしいことで｣

いつもみたいに冷たくあしらうまちこ。

💙｢この後、空いてる？｣

💚｢え？この後？まぁ空いてるけど……｣

💖｢どうしたんですかせんせぇ！！｣

なんて冷やかしてくるりぃちょ。

…………紛れもなく俺の恋路を知っているからだろう

だが、浮かれている俺にとっては心底どうでもよかった。

💙｢家で飲まん？｣

💚｢ん？！？！！｣

急にまちこが大きな声を上げる。

💚｢誰と……誰が……？｣

💙｢俺と、まちこが｣

💚｢どこで……何を…………？｣

💙｢俺ん家で、宅飲み｣

💚｢なんでだよ！他にも女いるだろ！！｣

いない。断じていない。

過去にはいたかもしれないがまちこに恋をしてからはバッサリと関係を切った。

💙｢いないわ！｣

💙｢ねぇ〜、、ダメ？｣

💚｢まぁいい、けど……？｣

💚｢………………奢り？｣

💙｢そこかよ、はいはい俺の家にある酒や｣

💚｢じゃあ行ってもいいか、、｣

💛｢おやおやこんな夜中に2人で何するんでしょうねぇ〜！！｣

❤️｢ちょめちょめしちゃってるんじゃないのぉ！w｣

💙｢ただの宅飲みっつってるやろ｣

💚｢誰がこんな男とちょめちょめするかよ｣

💙｢まちこそれは傷つく｣

💚｢ごめん｣

💖｢いつになく素直じゃんかぁまちこりぃ〜w｣

💚｢りぃちょ〜〜？？‪💢‪｣

りぃちょがまちこをいじる。

そろそろまちこがりぃちょの家に本気で襲い掛かりそうなので声を上げる。

💙｢はいはい、じゃあまちこは準備できたら俺ん家来てな、いつでもええから｣

💚｢ん、分かった、じゃあね｣

💜｢じゃあ私達はまだ話しとこ、じゃあね、まちこ、せんせー｣

一言返事をして通話を抜ける。

途端に静かになった部屋。

早く彼女が来ないかな、なんて考える。

……今日は浮かれている。

酔ったついでに何かを口走ってしまいそうで怖い。

少しだけなら、そう思い酒に口をつけた。

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まちこりーたside＿＿

インターホンを押してせんせーが出てくるのを待つ。

…………浮かれている。自分でもそう思う。

少し露出度の高い、私には珍しいワンピース。

リップだって、お気に入りのものを塗ってきた。

……好きな人と、もしものことがあるために。

💙｢はーーい、｣

そう声が聞こえてせんせーがドアから顔を出す。

💚｢……せんせー？｣

💙｢？なーにまちこちゃん｣

“まちこちゃん”この呼び方は普段は言わない。

もしかして……

💚｢お酒、飲んでる？｣

💙｢飲んでへんよぉ、……まちこ｣

💚｢なに？｣

💙｢可愛い｣

💚｢っ、、はっ、、、？！///｣

ダメだ、飲んでやがるコイツ。

💙｢部屋、こっち｣

そう言いながら、しれっとせんせーが私の手に指を絡める。

💚｢はっ……///｣

💚｢ちょ、何して、、っ｣

💙｢恋人繋ぎ｣

💚｢それは知ってっ……//｣

無言。そのまま手を引かれリビングらしきところに連れていかれ……言葉を失う。

💚｢……ロング缶…｣

横のせんせーをじーっと見つめる。

当の本人は首を傾げている。

＿＿クソ、可愛いなお前

だがそれどころではない。

ロング缶が1つとレモンサワーが1つ。

……どちらも空いている。

💚｢せんせー、いくつ飲んだの｣

💙｢ん？あれと、あれ今飲んでる｣

ロング缶を指さし、次にレモンサワーを指さす。

……ロング缶は既に飲みきっているらしい

何が面白かったのか、ケラケラとせんせーは笑いだした。

＿＿コイツ、飲むと笑い上戸になるタイプか？

💚(……まぁいいか、)

別に私はお酒に弱いというわけでもないしどちらかといえば強い方だ。

一緒に飲めばいいか

💚｢ねーせんせーお酒どこにある？｣

💙｢んー酒ーー？｣

ふらついた足取りでせんせーがキッチンへ向かいお酒を出す。

そのまま戻ってきて……

💚｢ありg｣

💙｢んっ、｣

💚｢え、？｣

ごくん、とそのお酒を飲んだ。

💚(いやそれ私のじゃないの？)

💚｢え、せんせー私の、、お酒は、、｣

💙｢？まちこはこれやろ｣

何を言ってるん、とでも言いたげな顔で目の前のお酒を指さす。

……さきほどせんせーが飲んでいる最中と言ったお酒を。

💚｢いやそれせんせーが飲んでるやつじゃん！//｣

💚｢私の！日本語わかる？！｣

💙｢分かっとるよ｣

💙｢だから、まちこはこれ飲むんやろ｣

💚｢んん？！//｣

何度聞いてもその答え。

………本気らしい。

💚｢いや無理無理！｣

💚｢付き合ってもない男女がはしたないことするんじゃありません！｣

💙｢親かよw｣

💙｢……じゃあ俺が口移しするけどええん？｣

にやぁ、と悪戯げな顔でこちらを見るせんせー。

違う。コイツは酔うと笑い上戸になるタイプなんかじゃない。

＿＿酔うと女たらしになるタイプじゃないか？！？！

💚｢いやちょ、無理無理！分かった!飲むから！！｣

口移しされるよりかは関節キスの方がまだいい。

慌ててごくん、とせんせーが口をつけたお酒を飲む。

💙｢あ、関節キスだぁ、！w｣

どこか嬉しそうにふにゃ、と笑うせんせー。

💚｢？！？！？！/////｣

途端に私の顔が熱くなる。

＿＿なんなんだよコイツ！！

コイツは普段こんな女たらしでも可愛くもなかった気がする。

調子が狂う。

＿＿もう、関節キスだろうとなんだろうとしてやるよ！！

そう、また先程のお酒に口をつけようとした時。

ﾌﾟﾙﾙﾙ……ﾌﾟﾙﾙﾙ…………

せんせーのスマホが震えた。

隣には虚ろな目をしたせんせー。

……少し眠たそう

ちら、とせんせーのスマホ画面を見る。

💚(女研のグルチャ……？)

女研なら大丈夫だろう、そう思ってピッ、と通話ボタンを押す。

その瞬間

💛｢ボビー？！？！｣

💜｢ねぇっ、せんせー！！｣

💖｢電話は出てよかった……｣

💚｢？みんな……？｣

❤️｢あっ、まちこさん？！せんせーのYouTube！見て！！｣

キャメさんが焦ったような口調で私に話しかける。

……みんなも心做しか焦っているような気がする。

疑問に思いながらもせんせーのYouTubeアカウントを開いて

💚｢…………は、｣

言葉が止まった。

空いた口が塞がらなかった。

💬｢あ、やっと気づいた｣

💬｢イチャイチャすんなよーww｣

💬｢せんせー裏だとあんなんなん｣

💬｢まちこさん可愛すぎました！｣

💚｢え、いや、ちょ、配信、き、れて……｣

💙｢どしたのまちこちゃーん？｣

💚｢ん？！//せんせー？！？！//｣

後ろからぎゅ、と抱きしめられる。

……バックハグ。

💚｢ちょっ、やめっ……//｣

💙｢バックハグ嫌なんか？｣

💖｢え、どういう状況？｣

💜｢……せんせー、分かってるよね｣

💬｢え、ガチ？バックハグ？｣

💬｢せんせーめっちゃ積極的じゃん｣

💬｢付き合ってないの？ほんとに？｣

💬｢バックハグは付き合ってるっしょ｣

完全にヤバい。

最悪私のせんせーへの恋心さえもバレる。

なんとかしないと

💚｢せんせー起きろ！！！｣

💚｢配信！！ついてる！！お前の！せい！！｣

💙｢ん？配信………………は？｣

💬｢あ、起きた｣

💬｢白井さんおはよー｣

💬｢配信切り忘れてましたよ！｣

💬｢おかげでいいもの見れました()｣

💙｢っえ、ちょ、まっ、さっきまで俺何して……っ…ぁ…｣

途端に横にいるせんせーの顔が赤くなる。

……思い出したらしい

💙｢いや、なんかごめん……いや…え、？俺、切り忘れて……｣

💛｢それで見事に2人の様子が流れた｣

❤️｢俺達も気づかなかったけどね、、w｣

❤️｢まぁ先にせんせーがディスコード消してたのが運の尽きだったかな…w｣

お陰で俺らの会話は流れなかったし、とキャメさんが続ける。

💙｢っあ”ーやらかした…まちこ、ほんと……色々とすまん……｣

💚｢あ、大丈夫……とは言えないけど……w｣

💚｢まぁ、、切り忘れはいいけど…｣

💚｢酔ってあんなことするのはやめてよ？！｣

💙｢分かっとる……ほんますまん……｣

なんて珍しく頭を下げているせんせーがなんだか可愛らしくて

💙｢っは、まち、こ…………？！///｣

しー、と人差し指を立てる。

もう片方の手はせんせーの頭。

💬｢おい絶対またイチャイチャしてんぞ｣

💬｢これで付き合ってないのマジで？｣

💬｢お願いだから付き合ってください｣

💬｢いつもと違うふたりが見れて最高👍🏻｣

💖｢おいイチャイチャすんな！｣

💛｢何やってんだよほんとww｣

❤️｢うわ、気になるーー、、｣

💜｢せんせーまちこに変なことしないでよ？｣

💙｢流石にせんよ？！目ぇ覚めたし！｣

💚｢っ、あははww｣

＿＿私とせんせーが付き合うのはまた別のお話。

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リクエスト内容の💙→→→←💚はせんせーからぐいぐいくるみたいな意味です。

なんかゆずはさん(主)女研リスナー様が絡むお話作ると満足できるものが書ける性質らしいです(？)

改めてリクエストありがとうございます!!

ご希望に添えなかったら申し訳ございません💦

𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠．