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リーダーだから、

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リーダーだから、

1 - 大丈夫

♥

541

2023年02月11日

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頑張らなきゃ

















リーダーだもん。











な「…カタカタカタカタカタカタ」

い「ないこ」

な「カタカタカタカタ」

い「ないこ…?」

な「…、カタカタカタカタカタカタカタカタカタ」

い「ないこ!」

な「ん、っ…?あ、まろ来てたんだ。ごめんね気づかなくて。」

い「それは全然ええねんけど、、」

な「なんか飲む?コーヒー入れようか?」

い「いや、自分で入れるから大丈夫やで。」

な「そっ…か、俺まだ仕事終わってないから戻るね。」

い「待って、俺にも手伝わせて」

な「いやいや、申し訳ないよ…」

い「申し訳ないとか、そんな気遣いいらんからw」

な「んー。あ、ちょっとトイレ行ってくる」

い「おけ、」


がちゃん


い「さてさて、ないこの仕事は〜…?」


ちょっとくらい、見てもええよな…?




い「え、全部終わっとるやん。じゃあなにして…、あ」


見つけてしまった、ないこが今してたこと



悪く言うとアンチ駆除


しかも全員分の。




い「最近アンチコメ見んなと思っとったんやけど、、」

な「あ、、」

い「あ。」


やっべバレた


な「えー、っと、その……」

い「ありがとな。」

な「…?」

い「アンチコメ消してくれて、」

な「あ、、うん…。」

い「でも、こんなことして体壊すとかよくねぇから。」

な「いや、、元気だよ?ほら、こんなピンピンしてるじゃん。」

い「はぁ〜……、ほら、おいで?」


手を広げてみる



ぽすっ


ぎゅっ


あれ、なんで俺まろの腕の中にいるの?


な「…ぁ、ご、ごめん。離れるから、、離して…?」

い「やだ、離さない。」

な「なんで、?俺大丈夫だよ?」

い「ごめんな、気づいてあげれんくて。」

な「なんで謝るの?まろはなんも悪いことしてないよ?」

い「ないこに無理させとったなって。」

な「無理してない。」

い「じゃあPCの中見させてや。ちゃんと細かく。そしたら仕事の量とか見れるし、」

な「そ、それは……」

い「ほら、仕事量えぐいんやない?」

な「…、リーダーだから、。」


リーダーだから、ちゃんとしないといけないって思ったんだ。


リーダーだから、みんなのこと守らないとって思ったんだ。


リーダーだから、、これくらい耐えなきゃなって思ったんだ。


リーダー、だもん…。社長、だもん。しかも炎上とかしたらみんなもなんか言われるじゃん。


裏でもちゃんとしておかなきゃ。


リーダーだから。



久々に聞いたないこの本音。

ここまで苦しめてたなんて、ホンマに、、


い「ごめんな、ないこ。全部お前に背負わせてしまって。」

な「っ…、」

い「ないこは自分の限界を知らなさすぎなんよ。もうとっくに超えてるっちゅうんに。」

な「俺大丈夫だから、、、」

い「それがあかんの。休む時はちゃんと休んで、、もっと俺らのことも頼ってほしい。相談したいなら相談して。我慢せんといて。」

な「でも…」

い「でも、やない。それか、俺らのこと頼りにならんか?」

な「そんなこと思ってない!!ただ、負担がかかるじゃん、嫌なんだよ、みんなが苦しんでるの。」

い「俺らはないこひとりで苦しんどるの嫌。」

な「…」

い「6人で苦しい時も辛い時も乗り越えてくって約束したんはないこやろっ!!」

な「…ぁ」






な「よし!6人揃った!!!」

ほ「ないちゃん、これからよろしくね!」

し「ないちゃんとまろちゃんおるとよけ安心やわw」

り「今年受験生だからみんなに負担かけちゃうね、本当にごめんね、」

ゆ「大丈夫や!迷惑とか思っとらんしな!」

い「せやで、大丈夫やから」

り「うん、、ありがと。」

な「苦しい時も辛い時も支えあって乗り越えて、楽しい時はバカみたいに楽しんで…、絶対にこの6人で武道館行くぞ!!!」

全員「おー!!!!!!」








な「ごめん、まろ…ポロポロ」

い「んーん、大丈夫やで。俺も悪かったとこあるし」

な「もうちょっと、このままでいさせて、?」

い「おう、もう抱え込ませたりはせんからな。」

な「ありがと…ポロポロ」




な「スー、スー、」

い「寝たか、、ないこはいつも無理しすぎなんよな。


まぁ、俺らも悪いとこあるし、お互い様か。」



無理させてしまってごめん。


頼りすぎてごめん。


責任という重荷を背負わせすぎてごめん。


俺も、もっと頑張るから。


やから今はゆっくり休んで。





また明日から”6人で”頑張ろな。

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