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「はいっ、おはようございます(*^^*)こんにちはこんばんは、ぺいんとでございます!」
「クロノアでございます。」
「しにがみでございます!!」
「トラゾーでございます!」
いつも通りの日常。
「おい、しにがみー、何やってんだよ〜。」
「しにがみくんナイス!」
「しにがみさーん」
怒られても、褒められても、僕はとても楽しい人生を過ごしていた。
しにがみくん、かわいい♡
しにー面白い(=^▽^=)
コメント欄も。
【僕は、この動画を観てる人を、楽しませたいです!】
そう、誓った。
しにがみなにやってんのまじで(怒)
おもろくなくね
飽きるわー
コメント欄は荒れるばかり、。
「無謀、だったのかな、、」
ボロボロと涙が出てくる。1部の人には、散々言われる日々。
「フゥ、こんなに言われてとはなぁ、、。3人はこの事を知ってるのかな、、、。ううん。知ってても、知ってなくても、僕は、一生懸命頑張らなきゃ。」
そう思い、やる気を“無理”に入れ、眠りについた。
次の日も、次の日も、その次の日も、我慢、我慢、我慢。未だ、3人にも打ち明けれずにいた。我慢、我慢、我慢。3人には心配かけれない。我慢、我慢、我慢、我慢。僕の心は、とっくに限界を超えていた。
教育無いとかやばぁ(笑)126👍
ちゃんとやれよ。68👍
しにがみが一番うるさい💢143👍
(あっ、、、もっと酷くなってる、、、。いいねまで付いてるし、、。)
グスッ ヒック
ボロボロと涙が止まらない。
(みんな、やめてよぉ(グスッ)こんなこと言わないでよぉ。)
“ちゃんとやれよ” “おもろくなくね”
しにがみの心のキズにコメント欄の声が響く。
「ひどいよお、、、。僕だって、僕なりに頑張ってるのに、、。みんな分かってよ、。」
しにがみも我慢する力も無くなるぐらい、コメント欄には、ひどい事が描かれていた。
“見なければいいんじゃない”
そう思うだろう。でも、しにがみは、みんなからの評価を元に動画を面白くさせたりしてるんだ。
しにがみは誰も褒めてくれないのに、自分なりに工夫して、考えて、挑戦して、みんなを楽しませようと、しているんだ。
だからこそ、こういうコメントに、より深くキズつくんだ。
次の撮影の時、
「よーし、みんな集まったー?」
「うん」
「OK」
「あ、うん、、」
「ん?しにがみ 元気ないよね?大丈夫?」
「あ、う、うん。大丈夫だよ、、、。」
しにがみの元気の無さ、でも心配してくれる仲間達。
「しにがみくんも、無理しないでね。」
「そうだぞ!しにがみさん!」
しにがみはポタッと涙をながす。そこで、一旦ミュートにした。
(なんでだろう、こんなにいい仲間が居るのに、相談できないのだろう。相談しても、僕の事情で、3人には心配させられない。)
そう思い、ミュートを消した。
「ごめん、ごめん!昨日、あまり寝れなくてさ。」
「そっかぁ。それなら良かった。」
「大丈夫か?しにがみさん。今日の撮影出来る?」
嗚呼、こんな事を、言い訳を言っても、心配してくれるんだ。素敵な仲間だな、、。でも、ここは、僕で片付けなくっちゃ!3人にはとても打ち明けられない。
そう思い、撮影が始まった。