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注意︰第2エピソードのラストはバットエンドになります。苦手な方は見ないことをおすすめします。
「冬夜、おはよう。」
朗らかな鳥の声と、優しい声に冬夜は起きる。窓から入る光は明るく冬夜の世界を照らす。
「朝日 、おはよう。ごめん寝坊した!?」
「うん、。完全に寝坊。もう7時だよ。」
「ごめん!!」
冬夜はそう言って大急ぎで支度をする。その時ふと違和感を感じる。7時、それはいつも冬夜が起きる時間よりも30分早い時間。
「ん、?7時……?」
朝日を見ると、朝日は冬夜から逃げるように顔を背ける。
「騙した?」
冬夜が尋ねると、朝日はてへっとした顔で
「ごめん☆」
と答えた。
「ねーごめんってー……」
朝日が謝るが、冬夜は無視をしてスタスタ歩く。
「待ってー冬夜ー」
朝日が急いで追ってくるがそれも無視。
でも少し申し訳なくなって、冬夜は足を止めた。
「はぁ、はぁ、冬夜、早いって、。……」
「朝のことは、ごめんね。ちょっと早めに家出て冬夜と一緒に大学に行く時間を少しでも長くしたかったんだ……」
「………………」
冬夜はちらりと朝日の横顔を見た。
朝日の顔にはさっき追いかけるときに走ったからか、汗が流れていた。太陽の光に照らされた汗が白い肌の上で光って、朝日の顔はいつもより美しく見えた。
「………………きれい、。」
ボソリと冬夜の口から言葉がこぼれる。
朝日はその言葉に驚いた。だって冬夜は普段自分の気持ちや思っていることを伝えないから 。【好き】という気持ちでさえも、自分の心の中に閉じ込めてしまうから。冬夜が自分の気持ちを言うのはめずらいしいことなので朝日はいつも、ドキリとしてしまう 。
「………………キス、していい?」
気づいたらその言葉が出ていた 。
冬夜は、一瞬
「え、?」
という顔をしていたが、嫌なことではないので冬夜は笑って
「いいよ」
と答えた。
「幸せだな……」
朝日と別れたあと、冬夜は呟く。
冬夜は人には自分の感情を言わないが、心の中では感情が動いている。朝日と会う前は起こらなかった感情の動きに最初は戸惑ったが、最近は慣れて1人の人間としての人間的な心を持てるようになった。
これからも、この幸せが続けばいいと、冬夜は思いながら大学へ足を踏み入れた。
満開の桜が冬夜祝福するように舞い散っていた。
お久しぶりです
レモン味のカルピスです
道化師第2エピソード無事始めることが出来ました 。
長らく休暇させていただきましたが、これからも自分なりのペースで頑張っていくので応援よろしくお願いします!
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