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それから体操服に着替える。部活のジャージの方が動きやすいのに…
「 あ、豊岡―!仁木―!! 」
体育館に向かう途中、草ノ瀬君と、とぼとぼと後ろを追っかける木萩君が居た。
「 あらあら、草ノ瀬ちゃーん。元気ねぇー。 」
いぇーいとハイタッチしてる…どこからその体力は生まれるんだろ…
「 体育、なにすんやろね…しんどいのとか嫌やな。 」
「 そうだね…まだ、ドッチボールとかなら…外野いけば楽だし。 」
「 ほんとやね… 」
そうして授業が始まった。
「 今日はドッチボールをしたいと思います。 」
えぇ…とかよっしゃー!とかいろんな声が聞こえたけど、心底、どっちでもよかった。
だって結局外野行くし…