「俺のこと、呼んだかな」
「そういえば、渡だったね」
空太は、申し訳なさそうに言う。
やってきたのは、長身の筋肉質なクラスメイトの 渡(わたり)隼(はやと)だった。
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第12話 新たな仲間
「おいおい、空太。俺のことは隼でいいって言っただろ。いつになったら覚えるんだ」
「……僕は遠慮しておく」
「どうして?」
疑問に思った杏葉は、素直に口にする。
「それは」
「いいからさっさとやっちゃおうぜ! 隼がいりゃあ、あっという間に終わるでしょ」
「どうして、そこで 遮(さえぎ)るんですか。せっかく杏葉ちゃんの質問に答えようとしているんですから、邪魔しないでください」
「ま、まぁまぁ。気にしてないから」
宗次郎が話を進めようとしたのに、これでは止まってしまうからと、杏葉は進行する。
「そうだぞ~、宗次郎。会話を遮*****************
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