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間柄に名前をつけるなら

48 - 第3章 気づきたくない気持ち 第48話

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2025年08月29日

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翌朝。

玄関で靴ひもを結んでいると、背後から足音がした。


「お、妹ちゃん。今日も早いな」

振り返ると、悠真が鞄を肩にかけて立っていた。


「……はい。今日は小テストがあって」


少し緊張して答えると、悠真が咲の髪に目をやり、ふっと笑った。

「ここ、寝ぐせついてるぞ」


そう言って、指先で軽く髪を整えてくれる。

不意に触れられた距離の近さに、咲は思わず固まった。


「っ……あ、ありがとうございます」

声が裏返ってしまい、慌てて靴を履き直す。


悠真は気づかないふりをして扉を開けた。

「行くか。駅まで一緒だな」


その背中を追いながら、咲の心臓は止まることを知らなかった。

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