魔gremかぁわいいよねぇ……
なんかもう、全部可愛い。
魔grさんあんなゴツくてイカついのに一度魔emさんと絡むとめちゃくちゃ可愛くなるよね。
魔emさんは言わずもがな可愛い。
フォルムもキャラも全部イイ。
欲を言うなら尻尾欲しかった。悪周期入ったら尻尾出てくるとかあんのかな……?
まぁという事で魔gremです。
では、どうぞ……
魔grem【この感情の名前は】
この世の誰しも、何か1つくらいは己にとって『特別』なモノがあるだろう。
それは様々だが、例えばお気に入りの本だったり、プレゼントで貰ったペンだったり。物以外にも、例えば好きな音楽や好きな風景であったり。
例えば
例えば愛する悪魔(ヒト)であったり
そう『トクベツ』なのだ。何よりも
他人に明け渡すなど論外。
手脚の骨をへし折ってでも、その羽をもいででも傍に置いておきたい程に
彼奴は『トクベツ』なんだ。
「エーミール」
「っへぁ!?……な、んや…グルッペンさんやないですか……驚かせんといて下さいよ…」
「…あぁ、すまんな。と言うかお前、また旧師団の奴らとつるんどったやろ」
「……ちょっと何を仰っているのか…」
「バレとるからな?チャバンちゃんから報告貰ってんだよ」
「うぐっ……」
嗚呼…また、まただ
此奴は目を離すとすぐに何処かに行ってしまう。
なぁ、エーミール。お前の居場所は此処だろう?此処しか無いだろう?
お前はずっと俺の隣に居ればいい。そうすればずっと守ってやれる。それ以外望まないでくれ。俺が可笑しくなりそうだ。
…なぁ
お前はいつになったら堕ちて来てくれるんだ?
「……敵に塩送ってどうすんだよ」
「…しょうがないじゃないですか……。知識を乞われると、どうしても教えたくなってしまうんですよ…」
「…敵でもか」
「まぁ、はい…そうですね」
そうだな、お前はそういう奴だ。
知識を取り込む事、他に分け与える事をなりよりの快楽とする。
あぁ…なら……
「……なら、教えてくれよ」
「…へ……?」
細い腕を掴んで壁にその身体を押し付ける。
エーミールは固まったまま動かない。やっぱりお前は何も解って無いんだな。
勉学となると誰より秀でているのに他人の感情には呆れてしまうほど鈍いのだ。
「…なぁ、エーミール…これはなんて言う感情なんだ?教えてくれ」
「…は……?ぐ、グルッペン…さん?…な、にを……!?」
深い深い口付けを落とす。
抵抗しようともがいている様だか、力が弱い為なんの意味もない。次第に惚けたような顔になっていく。これが快楽からか酸欠からなのかは解らない。
「……〜っ!…っは…はぁっ……!けほっ…」
「……」
「…ぐ、るっぺん…さ……」
「お前を何より大切にに思うのも、お前が他人と喋っているのが無性にイラつくのも、お前が他人に触れられるのが許せないのも、お前をずっと傍に置いておきたいと思うのも、お前が何よりも『トクベツ』だと思うのも」
「お前をめちゃくちゃにしてやりたいと思うのも…全部、全部」
「教えてくれ。これの…この感情の名前は、なんと言うんだ?」
何年も溜め込んでいたこの感情の名前なんて、とうの昔に知っているけれど
「…教えたくなるんだろう?……なら、ちゃんと教えてくれ。お前の…その口から」
震たまま目を泳がせている愛おしい悪魔に
もう一度
深い深いキスをした。
はい。いかがでしたでしょうか〜
魔grさんってキレると怖そうですよね。シンプルに生命活動強制終了させられそう。
それでは、また次の作品で……
コメント
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うわーいヽ(=´▽`=)ノ 魔gremだー💕 かたやぽやぽやのemに対し、どす黒い感情をもってemさんの全てを支配したいgr…たまりませんねぇ( ̄¬ ̄*)