🧹 ダメな魔女っ子‥?
セレネの母こと魔女ママは4匹のパートナーの猫がいます。セラ、シイラ、ソラ。セラは白猫でとってもスリムで、魔女ママの役にしっかり立っています。パートナーは役にたたないとパートナーの意味が半分無くなってしまいます。
セラの能力であり、役目は、危険なことをしたり、するとき、判断を迫られるときに、アドバイスしたり、その場にいてやるのがセラの主な約目です。大柄なキジトラ猫のシイラはとてもきれいな緑の目をしており、役目は相談事。心眼という特殊な能力を生まれながらに持っており、魔女ママが心に溜めている嫌なことを簡単に見抜くことができます。だから魔女ママはシイラには相談をするのです。白が多めの三毛猫、ソラはほうき乗りの猫。ほうきに乗るとき、ソラといっしょに乗れば嵐にあったり、することはまずありません。
このように、パートナーは魔女の助けになっています。
セレネは初めてのパートナー、コアと過ごすときは楽しくしているのに、なぜかよくふさぎ込むようになりました。ご飯は一人で自室でぱくっと済ませることが多くなりました。
「セレネ‥」そばにいたコアが話しかけました。「…コア」「最近、どうしちゃったの?」おずおずとした様子でコアが言いました。「コアはね、セレネといっしょにいたいから来たよ。セレネのことが大好きだから。だから来たよ。大好きだから来たよ。明るいセレネが大好きだから。セレネの光が好きだったよ。」コアはここで一旦区切りました。「……」「でも、どうしたの?今は。…もしかして、コアがそんな風にしちゃった?」セレネは、コアの言葉にはっとして振り返りました。その不安そうに大きく見開かれた目を見ると、セレネは、どきっとしました。意を決してセレネは口を開きました。「ねえ。コア。聞いてくれる?」ずしっと来るような重みのある声でセレネはまっすぐコアの目を見つめました。コアも決意して、しかとセレナを見返しました。そんなコアにセレネは全てを魅了する声で、語りだしました。
コメント
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うわぁ~続き気になるやつやん!話書くのうますぎね、?