第4章 全ての繋がり
僕は海豚という、だか訳あって、プレナパデスという人、まぁ、僕達の悲惨な未来の姿になってしまう時空に来てしまった訳だが、こちらの世界でも僕、ヒジキ先生、海月先生は存在しているため、名前を変えなければならなかったので、【海】という偽名を使ってこの世界の未来を変えて元の世界に戻りたいと考えている。そしてそんなことを考えていると、シャーレの扉がノックされた
???「すいませーん先生居ますかー?」
海(海豚)先生「海豚先生達ではないけど、僕なら居るよー」
???「その声は!海先生ですね!」
そんな言葉が聞こえた瞬間、シャーレの扉が思いっきり開かれて、綺麗な銀髪のよう髪を持った可愛いらしい子が現れた。
レイサ「宇沢レイサ登場です!」
海先生「やぁレイサどうしたんだい?」
レイサ「海先生!実は今日は頼みがあって来たんですよ!」
海先生「その頼みって?」
レイサ「実はですねぇ!」
レイサ「トリニティで問題が起きまして!!!!!!」
海先生「問題って何があったの?」
レイサ「実はティパーティーの人達が行方不明になっていまして!!!!!!!!!!!」
海先生「な、なんだって、、、それってまさか、全員かい、?」
レイサ「はい、ナギサ様、セイア様、ミカ様、この3人が行方不明です!」
海先生「わかった、場所とかはわかっていない感じ?」
レイサ「いえ、場所は分かっているんですが、」
何故かレイサが言いにくそうに、モジモジしている、
海先生「とりあえず場所を教えて欲しい」
レイサ「えーっと、実は、、、」
海先生「え?つまりそこって、」
僕はレイサから聞いた場所に全力で走っていた。そして、日付、時間、それが全て辻褄があった。今日、この時間、それは、、、、、、
ホシノがテラー化した日だ
急がなければ、、、急がなければこのままだと、ヒナやナギサやミカ、セイアまでみんなみんな、死んでしまう、この未来を止めるために僕は動いてきた。大丈夫時間をかけて準備をしてきたんだ、まず、状況を整理しよう、まずは、1、ティーパーティーの皆が行方不明、2、さっきアビドスまで急いで行ったけど、ホシノの姿が無かったこと、そして、今日の日は全てが終わる日、「終わり」だ、だが、僕はこの未来を変える、そして、全てが終わる日ではなく、全てが始まる日にするんだ、「始まり」に、絶対に僕が、、、、
そして、ひたすらに走った、そして、僕は間に合った。僕はあの時後悔していた。いや、僕だけど、僕じゃない、プレナパデスが、、、
あの時ヒナに頑張ってと言ったこと、それでヒナは、最後まで戦い続けた、、、だから、僕はこういったんだ
海先生「ヒナ!」
ヒナ「え?どうしたの海先生?」
海先生「ヒナにはここを守って欲しいけどね、絶対に危ないと思ったら逃げて」
ヒナ「わ、わかったわ、」
海先生「僕はヒナには死んで欲しくないんだ、いや、皆そうだな、だからね、絶対に無理はしては行けないよ、いざとなったら僕に連絡してくれ」
こーゆうとヒナは静かに頷いた。
海先生「よしいい子だ」
と言って僕はヒナの頭を撫でて、別の場所まで急いだ。
この世界では、シッテムの箱、アロナ達が居ないのである、だからできるだけ死なないように動くしかないな、と考えて居ると、よし、着いた。
そして着いた場所は、、、、、、
ゲヘナの敷地内であった。
普通に考えたら、ティーパーティーのみんながこんな場所にいるはずないと思うはずだ、だけど、プレ先の記憶を見た時に、ティーパーティーのみんなを探していた時に来ていないところはここだけだった!つまりここにいるはずだ!
探すこと30分
僕は悲惨な光景を見てしまう事になる。
そこには、血を流し横たわっているティーパーティーのみんなが居た、、、なんでなんでなんでなんで、こんな、ことに、なっているんだ、と思考を巡らせているその瞬間後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。そう、それは、【黒服】の声であった、、、
黒服「海豚先生、貴方はやりすぎてしまったのですよ、この世界を変えてしまったのです、なので貴方には、何も無い場所にでも行ってもらいます」
そんなことを言われて驚いていると、その瞬間僕の視界は黒く包まれた、
海豚「ここは、?どこだろうか、」
体が痛む、落とされた時の衝撃で、すごく痛い、
海豚「僕は普通の人間なんだぞ、」
と言っても何も変わらない、とにかく動かないと始まらないのだ、そう思い、僕は動きだした、そして、10km程度歩いただろうか、その時目の前に見覚えのある、いや、僕の親友の、姿が見えてしまった、見てしまったのだ、
海豚「く、ら、げ、?」
口から言葉が漏れてしまう、受け入れたくない事実、現実を直視してしまう、僕が見たのは、、、、
まるで植物状態になった、全く動かず、なにも感じていない、人であった何かであった。
声をかけても、何度も声をかけても、返事がない、目は開いているのに、僕のことが見えて居ない様子であった。それに僕は絶望をした。
そして僕は泣いた、泣きまくった、
ここまで泣く理由は、僕とこの、海月との関係を言う必要がある、僕と海月は親友と言える仲だ、僕が先生になっているのもこいつから誘われたってのが大きい、そして、ずっと一緒にいた大事な友の、実質的な死に僕は、納得することが出来なかったのであった。