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「まさかなんて思わなくても、榎本(えのもと)さんからだよね?」
空太(くうた)は、 隼(はやと)の上履きからはみ出ている、ピンクの封筒を見る。
「昨日、ハッキリ言ってやったのによ」
隼は、イラ立っているのか 呆(あき)れているのか、いろんな気持ちが混じった声色だった。
「隼くんは、本当に榎本さんに興味ないの?」
「女に興味ねぇからな」
弥奈(やな)の質問に即答する隼は、封筒を取って、中を確認する。
「そう言うわりには、ちゃんと見るんだ」
「そりゃあ、相手が違うかもしれねぇし、自分が思った内容と違うかもしれねぇからな」
目を通す隼は、一瞬だけ驚いた顔をして、手紙をポケットにつっこんだ。
「変なことでも書いてあった?」
「いや、呼び出しだ」
「行くの?」
「まぁな。これ以上、いろんなことされても迷惑だから、言うべきことは言わねぇと」
先に教室へと向かってしま***************************
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