「トキネ…おれ、おれぇ……」
怖い、怖い、怖い……!でも…っ…!
「わたし、絶対にお兄ちゃんのこと、助けにくるから!だから…まってて!」
わたしは優しく、お兄ちゃんの手をつかむ。
「わがったぁ…おれ、おれ、トキネが助けに来てくれるまで…」
「まってるからぁ!」
そのとき、トラックがわたしの目に写り…消えて。
「お兄ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
ただ見ることしかできなかった自分が恨めしい。でも…。
「……。」
「クソッ…」
「おじさん、わたし…巻戻士になりたい…!」
わたしは、まっすぐ見つめた。お兄ちゃんを助けたい。それだけ思って。
「わかった…。ついてこい。クロホン…!」
「ああ。転送するぜ。」
「お兄ちゃん…まっててね、…!」
わたしは長針町を後にした。
わたしの心には、まだお兄ちゃんの声がこびりついている。
「わがったぁ…おれ、おれ、トキネが助けに来てくれるまで…まってるからぁ!」
「つっ…」
思い出すだけで、心が痛む。
でも、これも今日で最後。
「そろそろだな。トキネ、」
「わかりました!、行ってきますシライさん!」
わたしの巻戻士生活が、今始まる。
ゆっさん)ども!ゆっさんです!
今回は巻戻士のトキネちゃんバージョンを作ってみました! これからゆっくり更新していくのでお願いします!
ゆっさん)さよーならー!
コメント
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♡16もありがとうございます😊