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ゼルグ討伐から三日後。
街はまだ騒ぎに包まれていた。
六魔将を倒したパーティー。
その名は――
ユウキパーティー。
冒険者ギルド前には人だかりができていた。
「本当に倒したのか?」
「六魔将だぞ!?」
「しかも五人パーティー!」
カイルが苦笑する。
「有名になりすぎじゃないか?」
レイナが肩をすくめる。
「仕方ない」
レオナは少し恥ずかしそうだった。
愛菜は楽しそうに笑う。
「人気者じゃん」
そしてユウキ。
静かにギルドへ入る。
ギルドマスターの呼び出し
受付嬢が慌てて駆け寄る。
「ユウキさん!」
「ギルドマスターがお待ちです!」
カイルが言う。
「やっぱりか」
五人は奥の部屋へ案内された。
重厚な扉。
中に入ると――
ギルドマスターが座っていた。
白髪の大男。
腕を組んでいる。
「来たか」
低い声。
「六魔将討伐、ご苦労だった」
ユウキが答える。
「仲間のおかげです」
ギルドマスターが頷く。
「それでだ」
机の上に地図を広げた。
そこには巨大な赤い印。
「世界級ダンジョンが発見された」
世界級ダンジョン
全員が驚く。
レイナが呟く。
「世界級…?」
ギルドマスターが説明する。
「普通のダンジョンとは違う」
地図を指す。
「この世界に数個しか存在しない」
カイルが言う。
「伝説のダンジョン…」
レオナが震える。
「魔王軍とも関係があるって」
ギルドマスターが頷く。
「その通りだ」
真剣な顔。
「今回見つかったのは」
名前を告げた。
「龍神深淵迷宮(りゅうしんしんえんめいきゅう)」
愛菜が口笛を吹く。
「名前からしてヤバそう」
特別任務
ギルドマスターが続ける。
「このダンジョンは危険すぎる」
「普通の冒険者では無理だ」
ユウキを見る。
「だからお前たちに任せたい」
カイルが聞く。
「俺たちだけですか?」
ギルドマスターが首を振る。
「違う」
指を鳴らす。
扉が開いた。
入ってきたのは――
三人の冒険者。
圧倒的な雰囲気。
カイルが驚く。
「まさか…」
レイナも目を見開く。
「この人たち…」
ギルドマスターが言った。
「王国最強パーティー」
その名は――
「蒼天の覇者」
最強パーティー
先頭の男が笑う。
青い長髪。
大剣を背負っている。
「初めまして」
手を振る。
「リーダーのガルドだ」
後ろには
金髪の女魔導士。
そして
重装の盾戦士。
カイルが小声で言う。
「有名人だぞ」
愛菜がニヤニヤする。
「芸能人みたい」
ガルドがユウキを見る。
「君が六魔将を倒した?」
ユウキが頷く。
「仲間と一緒に」
ガルドが笑う。
「いいね」
そして言った。
「俺たちと組まないか?」
合同パーティー
ギルドマスターが説明する。
「龍神深淵迷宮は巨大すぎる」
「二つのS級パーティーで挑む」
レイナが整理する。
「つまり」
「10人パーティー」
ガルドが頷く。
「その通り」
カイルが笑う。
「面白くなってきた」
愛菜も楽しそう。
「大冒険じゃん」
レオナは少し不安そう。
「大丈夫かな…」
ユウキが言った。
「大丈夫」
剣を握る。
「俺たちなら」
不穏な影
だがその頃――
遠く離れた場所。
闇の城。
巨大な玉座。
そこに座る男。
黒い王冠。
赤い目。
魔王軍幹部。
四天魔王の一人。
男が呟く。
「ゼルグが死んだか」
部下が震える。
「申し訳ありません」
男は笑った。
「構わない」
ゆっくり立ち上がる。
窓の外を見る。
「龍神深淵迷宮」
不気味な笑み。
「あそこには」
恐ろしい秘密。
「古代龍が眠っている」
そして呟く。
「人間たち」
「絶望するがいい」
新たな冒険へ
ギルド前。
ユウキたちは準備をしていた。
カイルが言う。
「世界級ダンジョンか」
レイナが魔導書を閉じる。
「未知の場所」
愛菜が銃を回す。
「ワクワクする」
レオナが微笑む。
「みんな一緒なら」
ユウキが空を見る。
新しい冒険。
新しい敵。
そして――
まだ見ぬ強敵。
「行こう」
五人は歩き出した。
世界最大級のダンジョンへ。