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みかんたん🍊
201
めも。
73
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⚠️locr、監禁してる、共依存ぎみ、
地雷さん🔙🔙
何でも許せる方向け↓↓↓、拡散❌
金属同士の重くぶつかり合う音で視界は微かな光を取り込む。やっと光を取り戻した視界は日光がほとんどなく、カーテンに遮られていた。
不安で不安でここに来る前、最後の憶えがある人の名前を呼ぶ。
「リ、オラ……」
反応がない。不安に押しつぶされすぎてやっと発した声は宙にか細く消え去ってしまった。声での反応はない。けど、感覚的に、 ベットの上、僕の隣に誰かがいるのがわかる。
多分リオラ。
起こさない程度にもう一度思いを寄せていた人の名前を呼んでみる。
「リオラ…」
未だ、多分リオラであろう人は寝息をたたている。本当なら触れて確かめてみたいところだが何かに足やら手やらが括り付けられていて行動が制限されている。足枷か手枷だろうか。手首足首が異様に重い。
ここに来るまでの間でどうやってここに来たかも分からないし、なんでここにいるかも分からないし、ここだ何処だかすら分からない。けどら覚えているものは一つだけある。抱き抱えられた時の人肌程度の温もり。リオラ側にある左手がどうしてもあの温もりを忘れられなくてリオラに近づいてしまう。カーテンで日光が遮られても尚、紫がかった髪の毛は艶やかに光を反射する。
「リオラ、」
何回目かの呼びかけでのそのそと起き上がり眠い目を重たそうに開ける。
やっと目が合った。
「ほんまにクリックス…?」
ザラザラしてやっぱりサッパリしてるはずなのに重い声は僕を疑うものであった。
「うん、僕だよ、僕」
欠伸かはたまた、感動か、うっすらと涙が見える。ベッドの上にちゃんと座ってるのに、ドタバタと忙しそうにする。また名前を呼ぼうとした途端、勢いよく抱きつかれた。
「もう、行かないで。お願いだから、俺の傍にいて。」
リオラの顔が僕の肩にぐりぐりと押し付けられる。多分、泣いてるんだろうな。
動かせる範囲でリオラの事を宥める。
「大丈夫、もう行かないよ。リオラの傍にいるから泣かないで。」
咄嗟に出た言葉は咄嗟なだけで嘘では無いし、前々から少し思っていたこと。
貴方のことをもう見放さないし、見捨てないから。
「僕と目、合わせよ?もう、行かないから。」
素直に頷いたリオラはサイドテーブルに置いてある間接照明に手を伸ばす。
カチッと音が鳴ると急に視界に光が戻ってきて、より鮮明に、綺麗に景色が見える。
間接照明によって照らされたリオラの顔は、目元が少しだけ赤く腫れていて、コントラストが消えてしまっていた目には僕が反射していた。
「リオラ、リオラ、?ね、リオラ、?」
今度は僕がリオラの方に抱き寄せられた。
微かに心臓の鼓動が聞こえてくる。最後に覚えている温もりも同じ。安心できる。
「もう、行かないで欲しいから、外に出させたくない。別にこの家に居ても危ないことには出会わんし、やな声も聞こえんくなる。だから、この家で大人しくしとって。」
なんだ。そういうことなんだ。
「ね、リオラ。僕のことは愛してくれるの?いくらこの家から出ないとはいえ、愛してくれないと僕、寂しいよ、?」
ほぼ即答で、「愛すに決まっとるやろ」と帰ってきた。じわじわと心の底から溢れ出てくる幸福感は今までになく熱かった。
僕は笑顔でリオラに抱きつく。さらに抱き締める力を強くする。
この歪んだ友達以上恋人未満な関係は永遠契約として真昼間に結ばれた。
𝐟𝐢𝐧.