テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

治の瞼が微かに開き始めた。

中也は胸の中で湧き上がる感情を押し殺しながら、じっと弟の顔を見つめていた。

治の目が徐々に焦点を結び、ゆっくりと中也の姿を捉えた。


治「…中也?」


その声はか細く、まるで夢の中で囁かれたかのようだったが、中也にとっては何よりも嬉しい瞬間だった。

彼は治の手を強く握り返し、涙を堪えながら笑みを浮かべた。


中「お前、本当に目を覚ましたのか…。」

中「よかった…。」


治はゆっくりと状況を理解しようとしていたが、体力が著しく衰えていることに気づいた。

何が起こったのかを思い出そうとするが、頭の中はまだ朦朧としていた。


治「僕、どれくらい寝てたの…?」

中「10日間だよ。」

中「お前が倒れたとき、俺は本当にどうなるかと思ったんだ。」

中「ずっと心配でさ…。」


治は目を閉じ、静かに息を吐いた。


治「…中也がそばにいてくれて、僕は幸運だな。」























⚠️

誤字があるかもしれません。

見つけたら教えて下さい。

修正致します。


(2024/10/03 18:36:29)

影と光の織り成す夜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

8

コメント

1

ユーザー

やばい好きっ。幸運だなとか最高すぎるやん♡相変わらず神作ですね☆

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚