撮影のメイクを終わらせ、まったりタイムに入る
今日は新しいリップつけてるから少しテンションが上がる
「めっちゃ口ぷるぷるじゃん」
「うん、新しいの」
「いいでしょ」
と少し自慢げに言葉を放つ
得意げな顔で立っていると、 若井が急に顔を近ずけて来て、僕に優しくキスをしてきた
「似合ってる」
少し照れくさかったが
「リップの色落ちた」
と咄嗟に言ってしまい、完全に悪戯心が湧いてしまったと思い焦る
「え、そっち??笑」
柔らかい笑顔で笑ってくれて安心する
若井の顔を見ると唇に血色感が出てて少し笑ってしまた
「リップうつってるね 」
「え、ほんと??」
嬉しそうな表情がとても愛らしい
「今日それで撮影したら??」
と冗談半分で言ってみる
「うん、そうする」
即答で、俺の事好きすぎだろと改めて身に染みる
「伸ばしたらいい感じかも」
「そんな伸ばすなんて」
顔が少しニヤついてて、何考えてんだとつい言いそうになってしまう
「別に伸ばさなくてもいいよ??」
「もっかいつけてあげる」
と悪戯心で言ってみる
若井は驚いた顔でこっちを見ているが、頬はじんわりと赤くなっていっていた
「冗談冗談、笑」
と少し微笑んで言う
「あ、そっか、…」
冗談と聞いて悲しかったのか、顔が少し落ち込んでいる
その姿が可愛らしくて堪らずキスをする
「、冗談じゃないじゃん…、」
と少し下を向き不満げな声色で喋っているが、耳まで真っ赤で素直じゃないなーーっと思ったり。愛くるしいと思ったり。
「別に嬉しいでしょーー??」
下を向いた顔を覗き込むように、微笑して言う
いわゆる上目遣いってやつ
「、まぁね」
素直に嬉しいって言ったらいいのにね。
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