あれからずっと訓練してきた 。
やれることはやったはずだ 。
ついに明日が戦争日 。
u t 「 絶対に … 勝ってやる 」
そのとき不意に 、
警報器が鳴った 。
u t 「 ッ … ! ? 」
警報器は 、緊急時にしか鳴らない 。
つまり 、 それだけの事が起きたという事 。
u t 「 ッ 何や 、 」
そしてインカムから r b r の声が流れた 。
r b r 『 緊急事態 ッ ! ! c 国が攻めてきた ッ ! ! 』
u t 「 は ッ 、 ? 」
戦争予定日は明日のはずだ 。
今日攻めてくる筈が ____ 、
r b r 『 皆 ッ ! ! 急いで臨時体制をとれるんや ッ ! ! 』
u t 「 ッ … 」
そこで確信した 。
これは悪い冗談なんかじゃないのだと 。
今 ___ 、 今期最大の戦争が起きようと
しているのだと 。
*
「 おい ッ ! ! どんどん攻められてるぞ ッ ! ! そっちに守りを固めろ ッ ! ! 」
「 医療班が追い付かない ! ! 誰か応急処
置を ッ ! ! 」
様々な声が飛び交っている 。
正直今の戦況は最悪だ 。
そもそもc国の兵隊の数が多すぎるのだ 。
u t 「 ち ッ … くそ … 」
定位置からライフルを構える 。
焦点を敵の頭に合わせて ____
打つ 。
u t 「 っし 。 」
巻き返さないと 。
戦地の中央付近では k n の隊が戦っているのが見える 。
昨日 死なないと笑った彼は 、 本当に生きていてくれるのだろうか 。
また 、 いつもの日常に戻してくれるのだろうか 。
*
ほんの一瞬だった 。
ほんの一瞬で 、 辺りは赤く染まっていた 。
敵兵が 、 中央付近に威力の高い小型爆弾を仕掛けた 。
そこらじゅうで戦いが起きていたものだから 、誰も気付きやしなかった 。
多くの犠牲者が出た 。
僕はいつの間にか上を見上げそこに突っ立っていた 。
そこらじゅうには部下達の死体が転がっている 。
それでもまだ戦争は続く 。
どれだけ犠牲者を出したって 、 この戦争には必ず勝たないといけないんだ 。
僕は灰でまみれた道を歩きだした 。
*
u t 「 っは 、 」
インカムが壊れてしまった今 、 他の幹部達と合流しないとこちら側がもっと不利になる 。
u t 「 誰か居らへんのか 、 」
そのとき 、 建物の影で金髪が揺れたような気がした 。
コメント
1件
主様は僕を56しに来てはるんでしょうか...?? 神すぎるでしょ!!何がなんでも!! 続きでるなら待ってまぁす!!