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3話ってことにします!なんかずっと間違えてましたw
俺はあの後、家に送られた。
お母さん「きんとき、朝よ。って、もう起きてたのね。私とお父さんはもう仕事場に行かなきゃなの。ごめんね、いつも1人にして…」
いつもこの謝罪が母から来る。別にもう慣れたからいいのに…
きんとき「いいんだよ、母さん。(^ ^)早くしないと。もう遅れちゃうんじゃない?」
俺、いつから笑顔を作る様になっちゃったんだろ…昨日は、自然と笑顔だったのに…。
お母さん「朝ご飯はテーブルにおいてあるわ。…行ってくるわねきんとき。」
きんとき「行ってらっしゃい…母さん達…」
パタン…←(扉が閉まる音)
きんとき「…朝ご飯…はぁ。」
最近の朝ご飯は、パンだけだった。これじゃあ食べてもお腹は満たせないからいつも自分でできる限りの朝ご飯を作っていた。
今日も作ろうとした。でも今日は違った。
nakamu「おはよ、きんとき」
きんとき「え…。」
今、俺の目の前にはnakamuがいた。後ろを見たらソファに座ってこっちを見ている奴もいた。
きんとき「え…?」
俺はこの言葉しかでなかった。
きんとき「なんで、居るの?」
nakamu「え?今日の夜(?)交渉成立したでしょ?ほとんど毎日きんときと夜仕事して、両親が帰ってくるまで毎日一緒にいるっていう約束だったでしょ?」
あ…そうだった。でも、本当に来るとは思わなかった。”また利用されるんじゃないんだ”
nakamu「どうした?また何か質問?」
きんとき「違うよ、”また利用されると思っただけ”。でも違ったんだね。」
俺は冷静にヤバい事を言っているのでは⁈
nakamu「え?”利用”?…」
やべー。俺のせいで空気悪くしちゃったー。
nakamu「…俺達は約束を破らないし、きんときを“裏切らない”。大丈夫だからさ…安心して…?(^O^)」
まだ会って1日も経ってないのになんでそこまで言えるんだろ…。でも…nakamu達なら信用できる気がしたし、説得力もあった。なんでだろう…。
nakamu「よし!俺ときりやんはこれから朝ご飯作るから、シャケ達とゲームしてて?」
きんとき「え⁉︎nakamuときりやんが作るの⁉︎」
正直めっちゃ不安。というか不安しかない。
Brooooku「大丈夫だよ〜、nakamuは甘党で砂糖めっちゃ入れるけど、きりやん止めてくれるしさ、でも上手いって訳ではないんだ
よね〜!でも、結構いけるよ!何を作るかによるけどね〜」
え⁉︎
きんとき「何作るの?」
医者組「できてからのお楽しみ(^ν^)」
え…。なんか、心配なんですけどー!
きりやん「まぁいいから、ゲームしてなって!」
きんとき「う…うん…。」
シャークん「何する?俺はなんでもいいけど?」
何故かシャケは余裕がある様に見えた。
スマイル「シャークんは戦闘王。この中で、1番ゲームが上手いんだ。」
きんとき「なるほど」
俺もゲームが好きで毎日やっていた。だからそれなりの自信があった。
きんとき「ス〇ブラしない?」
シャークん「おっ、いいのチョイスするね」
Brooooku「負けないから!」
スマイル「俺は負けると思う…。」
〜数分後〜
きんとき「く…負けた。でも、何年ぶりかに人とゲームしたからめっちゃ楽しい!!もう一回やろ⁈」
俺は人とやるゲームが久しぶりすぎて、楽しすぎて、少しはしゃいでしまった。
きりやん「その前に、朝ご飯できたよ?」
テーブルを見ると、コーンスープと親が置いていったパンがあった。最近寒かったから、コーンスープはありがたかった。しかもぱんとは相性が抜群、チョイスは結構いい方だとは思う。見た目は美味しそうだった。
きんとき「いただきます…。」
俺はコーンスープにパンを付けて一口食べてみる。そしたら温かい感じがした。久しぶりにちゃんとした物が食べれた気がした。いつもは我慢してパンを食べていて味もそんなにしなかった。それと自分で作ったものだった
nakamu「まぁまぁかな?」
これがまぁまぁ?nakamu達は恵まれているんだな…。俺よりも大変な家系の子だっているのに…。俺は美味しすぎて…ご飯に感動して…涙目になってしまった…。
スマイル「きんとき?大丈夫か?」
1番最初に気づいたスマイルはコミュ力は低いがこの中では1番観察力がいいのだろう。
nakamu「えっ⁉︎どうしたの⁉︎不味かったかな?ごめんね?」
きんとき「ちが…違うッから…←(小声)」
俺は必死にnakamuの言葉を止めた。
きんとき「久しぶりにちゃんとしたッご飯食べてッちゃんと味がッしたのッがッ久しぶりでさ…。すごく美味しい。」
Brooooku「そっか…」
シャークん「よかったな、きりやん、nakamu。」
きりやん「こんなに褒めてくれたの久しぶりなんだけど。ありがとな、きんとき。」
皆の言葉は安心感があって温かくって…、
優しかった。すごく…すごく…嬉しい…。
シャークん「食べ終わったら、またゲームやろうな、きんとき。」
きんとき「うん!」
きりやん「えっ!俺もやりたい!」
nakamu「俺も〜!」
Brooooku「僕も!」
スマイル「じゃあ俺も…」
きんとき「うん!みんなでやろ!」
楽しかった。皆でやればなんでも楽しく感じられた。
きんとき「…もう、お母さんが帰って来る時間だ…。」
Brooooku「そっか…。じゃあまた夜にね。
11時になったら迎えに来るから。それまでは寝てていいよ。」
nakamu「また夜にね…じゃあね…。
きんとき!」
きんとき「うん!また夜に!俺必ず起きるから、お前らも必ず来いよ!」
俺はそう言いまた…1人になった。
来なかったらどうしよう…。
来なかったら、俺はまた1人になる…。来て…
みんな…お願い…。本当は今も…行ってほしく…ない…
そこから意識が途切れた。