一覧ページ
The Vintagn traln Escapism -現実避車
第18話 - Music is the only way I can express my feeling
45
538文字
2026年09月15日
一覧ページ
45
538文字
2026年09月15日
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
15
44
3,495
地面に足をつけるとそこは何もない白い空間が広がっていた。
『…うーん…』
「何もないのが一番困るよね…」
『そうだよね…』
その時だった。
🎼~♪~♪♪~♪~~
どこから、ともなく、バイオリンのメロディーが聞こえてきた。
(あれ……なんだか………)
(…眠い…)
バタッ
『ル、ルイーズ…?!』
『…はぁ…はぁ……』
ルイーズをおぶって何もない空間をひたすら歩く。
〔こんな形で体が弱いことを実感するなんて……〕
カヒュー、カヒューと、口から息がもれる。
過呼吸気味だ。
『…ギブ……ちょっと休憩………』
ルイーズを壁にもたれさせ自分もその横で少し休むことに。
『…ゴホッゴホッ……はぁ…』
やはりアッシュは疲れている。彼が疲労を見て見ぬ振りをしているだけで、彼の体は悲鳴をあげていた。
寝ることも【なぜか】できない。
またなぜか。
自分のことがなにも分からないのも今やストレスの一つだ。
自分は良い。この子さえ出れれば、なんて、自分を優先しない悪い癖。
『……ス-は-……』
心臓がドクドクしている。深呼吸をしてどうにか落ち着かせたい。
〔止まってちゃダメだ…〕
今は自分が明るくいなきゃ。そんなことを思いながら、再びルイーズを背負い歩き始めた。
コメント
1件
ああ〜〜この第18話、すっごく切なかった…😢💔 白い何もない空間に響くバイオリンのメロディー、幻想的で美しいのにルイーズが倒れちゃって…!しかもアッシュが疲れ果ててるのに「自分が明るくいなきゃ」って自分を犠牲にする感じ、胸がギュッてなったよ…😭✨ 「自分のことすら分からない」っていう不安を抱えながら、それでもルイーズを背負って歩き続ける姿、健気すぎて泣ける…!二人の絆がひしひしと伝わってくる回だった🌸 続きが気になりすぎる〜!!キダさん、この雰囲気大好きです!!⋆♡