テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
『Sweet Sweet Xmas』
Ii視点
「らいと、手、冷た」
「急に触らんでって!びっくりするやろ!」
俺が手を引っ込めると、ロゼが楽しそうに笑う。
「ごめんごめん。反射が可愛いなって」
「可愛いとか言うな!」
「はいはい、可愛い」
聞いとらん。
街は完全にクリスマス。
光っとる木、流れとる曲、浮かれとる人たち。
「ロゼ、浮かれすぎやろ」
「クリスマスだし?理由としては十分」
ロゼは俺の肩に腕回してくる。
距離感どうなっとるん。
「近か!」
「寒いから」
「さっき全然寒くなさそうやったやん!」
「らいとがいると急に寒くなるんだよ」
意味わからん。
「それ、俺のせいみたいに言うな」
「実際そう。らいと成分が足りないと体温下がる」
真顔で言うな。
俺が睨むと、ロゼはちょっとだけ声落とした。
「……冗談だよ。でもさ」
イルミネーションの下で立ち止まる。
「らいとが笑ってると、他の全部どうでもよくなる」
不意打ちやめて。
「そげんこと、急に言うなって……」
「クリスマス特権」
ロゼは俺のマフラーを直して、頭ぽんぽん。
「らいと、寒い?」
「……ちょっとだけ」
「はい正解」
そのままぎゅって抱き寄せられる。
「ち、近い!」
「溺愛中なので」
開き直るな。
「クリスマスくらい、甘やかされてよ」
「毎日たい」
「ばれた?」
俺はロゼのコート掴んで、少しだけ力入れた。
「……でも、嫌じゃなか」
「知ってる」
即答。
「そこが一番可愛い」
ほんとにこの人。
サンタもプレゼントもどうでもよくなるくらい、
この人は俺を甘やかす。
「メリークリスマス、らいと」
「……メリークリスマス、ロゼ」
イルミネーションより、
ロゼの笑顔の方がずっと眩しかった。
ここまで読んだあなた、
はい、もう心があったまってます。
暖房は切っても大丈夫です(たぶん)
クリスマスとは、
ケーキを食べる日でも、
チキンを取り合う日でもなく、
気づいたら誰かを思い出してる日です!
たぶん。きっと。そう。
……と、ふざけましたが。
誰かと笑った時間は、
あとから思い返すと、
いちばん長く心に残ります!
Sweet Xmas🎄✨
あなたの思い出が、たくさん増えますように 💘
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!