楽しそうな音楽、ピカピカ光る電気、楽しそうな人たちの笑い声。
その中にはダーペの声も入っていた。
ダ「うおおおおおお!!!しにがみ!!見ろ!!キラキラしてるぞ!!」
あなたの目の方が何倍もキラキラしてるのに…
し「はいはい、分かりましたから落ち着いてくださいよ」
ダ「む、あっちも面白そうだ!!」
ダーペはゲームセンターに着くやいなや、周りのキラキラとした楽しそうな空間に大興奮。
1人で走っていってしまった。
し「あー!迷子になりますよー!」
ク「まぁ、楽しそうで良かったね」
ら「あのー…」
ら「なんで俺もここにいんの?」
遡ること今朝。
ダーペが急にゲームセンターに行きたいと駄々をこね始めた。
でも、もともとイナリさんとの約束があったトラゾーさんは不参加となった。
し「どうしましょう…ダーペが暴れたらトラゾーさんに止めてもらおうと思ったのに…」
ク「俺も頑張れば止められるけど…あんまり今のぺいんとには近づきたくないなぁ…」
やっぱりもう1人は人員が欲しいな…
そこでふと気になったことをクロノアさんに聞いてみた。
し「そういえば、なんでそんなにダーペのそばにいたくないんですか?」
ク「うーん…なんか俺がダーペに近づくとダル絡みが多いんだよね…」
ダ「おい、何の話をしている?」
部屋の隅で2人でコショコショ話をしていたら、間にダーペが割って入ってきた。
し「わぁっ!ダーペ!」
ダ「クロノアぁ〜、仲良くしよぉぜ〜?」
ダーペはクロノアさんの肩にするりと腕を回して、抱きつく。
ク「ほら、ははは…」
クロノアさんが力なく笑っている。
うーん…このままじゃ実質ワンオペか…
よーしこうなったら!!
し「……てな感じで!」
連れてきちゃいました!!と満面の笑みで言うと、らっだぁさんは呆れた様子でため息をついた。
ら「だからって休みの日に朝9時からインターホン連打は違うじゃん…」
それはダーペがやったんですけどね
ク「まぁまぁ!ぺいんとはらっだぁさんと仲いいし、ダーぺともすぐに仲良く」
ダ「しねぇ」
ダ以外「「「え」」」
ダ「誰がお前なんかと仲良くするか」
両手にぬいぐるみやお菓子を抱えて、急に現れたダーぺは、らっだぁさんにガンを飛ばしながら、僕とクロノアさんを盾にしている。
ら「ほらー、俺だって仲良くする気のないやつと仲良くしようとは思わないわけ」
ら「こんなクソガキと関わるだけ無駄」
らっだぁさんもダーペに睨みをきかせる。
ダ「あ゛ぁん??」
お互いバチバチの空気だ…このままでは僕とクロノアさんは二人の圧で死んでしまう…!!
ク「あっ、あぁー!!らっだぁさん!!あそこのシューティングゲームやりましょ!!」
ら「え、ちょっ、ノア〜!??」
クロノアさんは、ねっ!と、無理矢理らっだぁさんを引っ張って行った。
し(クロノアさんナイス機転…!!)
ク(お互い落ち着いたら外で合流しよう)
し(了解です!)
し「さ、さあ!ダーペもクレーンゲームしましょうよ!!」
ダ「ぐるるるる……」
唸るダーペを引きずりながら、僕たちはクレーンゲーム。クロノアさん達はシューティングゲームへ向かった。






