おねしょの23才。
さすがに笑われても反抗できない。
ブラジャーはしていたもののオムツ交換をされている姿は赤ちゃんのそれと変わらないもので
母(いつまでおねしょのお世話しなきゃいけないのかしら)
さゆりの顔を見て言う。
いつまでと言ってもおねしょは昨日からでまだ2日連続なだけだ。
とはゆうものの恥ずかしくてそれを口に出すことはできないでいた。
新しいオムツを当てられているさゆり。
・いつもの・紙おむつと布おむつそしておむつカバーをされてモコモコになった23才児はオムツ交換が終わるとすぐに自分の部屋に逃げ込んでしまう。
オムツはしていても心は大人なので恥ずかしくないわけがなかった。
さゆりの部屋。
大きなため息をつき、クローゼットの引き出しの中からTシャツを取り出し袖を通す。
縦長の鏡で自分の全身が写し出され、オムツをしている違和感と好きなオムツが出来たことに少し興奮する違和感。
気持ちが要り混ざりおかしな感覚になってしまっていた。
(お家の中だからいいよねw)
と着たばかりのシャツとブラジャーを脱ぎキャミソールに着替える。
おむつは丸見えになったがそのままの姿でリビングに降りていった。
(パン焼けてるわよ)
さゆりの姿を見ても動じない母。
食卓のテーブルの上には食パンと牛乳が置いてあって牛乳は哺乳瓶に入れられてあった。
(え?哺乳瓶……)
戸惑うさゆり。
(オムツ取れるまで哺乳瓶にしない、嫌だったらおしっこくらい言えるようになりなさい)
母の言葉が突き刺さる。
時間は10時。
話をしたりテレビを見たりして過ごしている。
(そろそろ出かけるわよ)
母たちの声とともに準備をしていくおばさん達。
妹は友達と遊びに行くらしい。
さゆりも出かけるために着替える。
できるだけオムツの目立たない、そしてオムツ交換のしやすい洋服を選ぼうとする。
下はもちろんスカートになる。
(こんなことになるならロングスカート買っとけばよかった)
さゆりは23才。持っていたのはミニスカートばかりでロングスカートは持っていなかった。
(さゆり!なにしてるの!早くしなさい!)
準備が終わったのか母がリビングの方からさゆりを呼ぶ。
呼ばれたさゆりは適当に洋服を手に取り階段を降りていった。
(コレ着なさい!)
母が持っていたのは昨日買ったばかりの女児服で、もちろんスカートである。
サイズも子供用の130でさゆりの体型にあったものとなっていた。
上の服も着せられる。
女児用の上下の服は可愛いさゆりに似合っていて大人びた中学生とゆう感じだった。
(どこへ行くの?)
と聞くと
(昨日のデパートよ、まだ買わなきゃいけないものがあるでしょ)
と言われてしまい戸惑うさり。
(買わなきゃいけないものって何? )
頭の中が???だったが断ることもできずみんなでデパートへ出かけて行った。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!