テラーノベル
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注意
口調違、一人称二人称間違え誤字脱字有るかも
不穏。裏切りとかあるかもねぇ。
「はあ…」
おれはステッキを片手に持ち、机に膝をつき、ため息を落とした。
ステッキには先にはハートの形をした可愛いステッキ。プリ〇ュアとか魔法少女が使ってるのと似てるもの。可愛い子には特別にこれ、とか決まってるんだってェ…。
おれはカレンダーをみた。事務所の中で戦う日、通称「Li&VE(ライアヴ)」と呼ばれるもの。ライアヴは「Live」と「LOVE」を組み合わせたものらしい。天祥院先輩から教えてもらったよ♪
そのライアヴがあと1週間で開催されるの。でもおれは自信がなかった。前のライアヴでもヒロくんは少し失敗してしまったけど、マヨさんはタッツン先輩は成功した。おれだけ沢山失敗した。魔法の順番や合言葉を間違えて爆発したり、明らかに不味そうな料理が出来たり。
ALKALOIDのLOIDは落ちこぼれっていう意味なんだっけ?でも落ちこぼれはおれだけ。だからおれは自信がなくて怖かった。
あの時の視線、棘みたいで、心に刺さった気がした。
『…?』
あの子、なんで落ち込んでるの?と〜っても可愛くて素敵な子なのに。
『ねえねえ、なんで落ち込んでるの?』
私はそう聞いてみた。
「…え、誰…、?迷子?」
『迷子なんかじゃないってば、気軽に触らないで!』
「え、でもめっちゃ子供、小学生ぐらい?」
『だって私、███から来たんだもん、君、と〜っても可愛いからさ!』
「…うん。」
〔魔法少女になってみない?〕
「まほっ─え、おれがァ?!?!」
びっくりしてガタンっと音を立てて立ち上がってしまった。
『きゃあ!うるさい!黙れ!』
言ったらダメなんだろうけど、なんだか姫宮先輩みたいだなァ。
「メンバー?とかはいるの?」
『うん。今のところ桃李と創と藍良とこはく、嵐に宙くん、かな?』
「わあ入る!!」
おれはそう言った。だってBlancoのみんなにこはくっち、そして超絶可愛い鳴上先輩が見れるから。
『おっけ〜!決まり♪じゃあこの言葉を言って?』
〔cure・Bemine?〕
「cure・Bemine…?」
「…、うわぁ!?ここどこ?!?!」
『やっほ〜藍良♪』
「ええっ、ええっと…おれ、なんでここに居るんだっけ?」
『覚えてないの?魔法少女になったんでしょ?』
お花畑、青い空、思わず写真を撮りたくなってしまうような風景だ。
そこに柔らかい、優しい風が吹く。
「…、?あれ、?ライアヴは…?」
『現実世界には分身の子行かせてるよ〜♪』
「…はっ、?」
『え〜?藍良、魔法少女になったんでしょ?それならこことかで戦ってもらわなきゃ♪』
「待って、現実世界にはヒロくんとかマヨさん、タッツン先輩が!」
『なんで?君が望んだんでしょ?あと、最後に藍良言ったよね?』
おれは思い出した。
〔cure・Bemina…!?〕
『うん!そうだよ♪』
『ちょっと〜、そんな不安そうな顔しないでよ〜笑こはくも桃李も創も嵐も宙もいるんだから♪』
「ね、ねえ!どこにいるの?」
『え?その子達を探して、現実世界の“自分”を取り戻すのが君、藍良の仕事♪』
「ね、ねえ!それ、魔法少女っていうの、!?」
『ふふ、ここの世界では言うよ♪それじゃ、私は次の子、見つけてくるから、こはくとか桃李とか、見つけるの頑張って〜♪』
「まって、まって!!」
おれは叫んだ。けどその子は言ってしまった。
白い髪に所々に青いメッシュ。つり目の吸い込まれるような金色の目に小学生のような身長。白いワンピースに赤いリボン。
名前、聞いておけばよかった。
『藍良、行かないの?』
「…っ、!?」
おれはその子に言われた気がして後ろを振り返った。けど居ない。
自信が無い、ライアヴでは失敗ばかり。怖くて震えながらもおれは1歩前へ踏み出した。
そう、こはくっちや姫宮先輩を探すため─。
めちゃ厨二病みたい(?? )
藍良が魔法少女になってこはく、創、宙、桃李、嵐を助けるって感じ。あのよく分かんない子はうちのオリキャラ。イラストでも書こうかな。
てことでばいばあい。お楽しみに(?)
コメント
6件
あいらーーーーッッ😭😭😭やっぱり魔法少女系は暗い系だよね…わかっちゃいたけど結構やばい🫠 相変わらずストーリーだいすきです😿だれもしにませんように泣
あいら頑張れ…!!ALKALOIDの意味ど忘れしてたから、そんなんだったか…って一人でスト読み直すことを決意した() もう…ぜひぜひ描いて下さいお願いします(?)
暇な人はcure・Beminaの意味調べてみて。多分あってる(何が?)