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彩「今日はつかれたなー」(再テスト受けたからかも・・・)
もう寝よ、明日からみんなに会えるー、若武に迷惑かけなければいいけど。
ー朝になりました、コケコッコー、ー
ヤバい、6時に起きるはずが6時半まで寝ちゃった。
いつもなら、あと15分で家を出る時間だけど・・・
まあ、早い時間だしいいかな。
いつも通り、髪の毛を整えて制服を着ていざ出ようとした。
すると、ピンポーン・・・
最悪のタイミングだよー、お母さんはまだ起きてないし、私が出ないといけない
玄関のドアを開けると、若武がいた。
若武「アーヤ、遅い。」
彩「ごめん。寝坊しちゃって、若武がいるの忘れてた。」
若武「早く行くぞ。」
彩「うんっ!!」
最近会ってなかったから、話したいことが湧いてきた。
彩「ストーカー事件って調査するの?するなら、早めに会議をしてほしんだけど。」
若武「ご、ごめん。この前に会議で話し合ってたんだ。アーヤにまた、内容教えるからノートはその時によろしく。」
彩「なにか、今言えない理由でもあるの?」
若武「しっ、誰かついてきてる。」
彩「え、「黙って前を向いてあの角を曲がれ。」」
若武は私の方に手を回して、角まで行かせた。
そして、相手を待ち伏せして私に走るように命令した。
心配だけど、今は言うことを聞いといたほうがいいな。
争う声が聞こえてきて、若武の怒声が聞こえてきた。
怖いけど、若武が危ないかもしれない。
そろりそろりと、様子を見に行くと同じクラスの男子クラスメイトがいた。
その子は、教室では中心的な存在である女子の仲のいい子だった。
若武「どうしてアーヤをつけたんだよ。」
男クラ「そんなの言うわけ無いだろ。」
若武「なら、自分のしたことをわからせてやろうか?これは立派な犯罪だ。このままだと、お前は
一生バカにされるぞ。」
男クラ「・・・、Aに命令されたんだよ。もう、いいだろ。話したんだから放せよ。」
若武「アーヤ、Aって誰だ?」
彩「ごめん。知らない。」
男クラ「立花彩、覚えとけよ。」
若武「アーヤになにかしたら許さねーからな。」
若武は、その男子の拘束を解き、無言でアーヤの手を引っ張った。
彩「ごめんね。事件とは関係ないことに巻き込んじゃって。」
私は、無言が気まずかったから、そう話した。
若武「くそっ。もう限界だ。」
「本当は、俺達のせいでアーヤが学校でいじめられるんじゃないかと思ってみんなで集まって
どうするかを話し合ってたんだよ。アーヤを外そうとしたわけじゃないんだ。すまん。」
彩「そうだったんだ。黒木君、嘘うまいね。」
「私のことを考えてくれてたんでしょ、ありがと。」
「でも、仲間なんだから隠し事はやめてね。」
若武「学校でなにかあったら、絶対に教えろよ。助けてやっから。」
彩「うん。でも、私は大丈夫だよ。マリンもいるし。」
「じゃあね。送ってくれてありがと。」
あー何だったんだろう、さっきの男子。
なんか嫌な感じだな。このことも全員のところに行くんだろうな。
心配かけたくないのに。
よくわからないけど、今日も頑張るか。
アーヤは純粋に生きることしか知らない。
なぜなら、人を信じる優しい心を持っているから。