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『 閉じ込めたい 。 』
[ だめだ 。 ]
『 縛り付けたい 。 』
[ だめだ 。 ]
『 僕の愛は 異常だ 。 』
[ 知ってる 。 ]
『 誰かに認められたい 、 』
[ 認めてくれると思うか ? ]
『 引かれたくない 、 』
[ 誰だってそうだろう 。 ]
『 どうすれば俺は満足する ? 』
[ 知るかよ 。 ]
今日も 頭の中の ” 僕 ” と
会話をしながら学校の支度をする
『 あれ 、 数学のノートが無い …
なぁ 知らないか ? 』
[ 数学のノート … ? 知らねえなあ …
あ 、 嫌 待て 確か 彼奴 が
持ってなかったか ? ]
『 彼奴 ? … 嗚呼 。 彼女 ね
いい加減 彼女 の 事 彼奴 って
言うの やめてよ 。
名前で呼んで 。 』
僕が そういった途端俺 は
言葉を話さなくなった
つくづく 都合のいい奴 …
そんな事を 考えて支度をしていたら
彼女 から メールが来た 。
どうやら 今日は 少し 遅れるらしい 。
まぁ仕方ない 、 女子は色々支度とかが
あるんだろう 。
その上 あの子は 寝坊魔だからな
仕方ない 。
それなら 今日は 先に出よう
制服 、 OK 。髪型 、 OK 。
鞄の中 、 OK 。
あれ 。 なんだか 今日は
少しばかり 静かだな 。
まぁ僕の 両親は何時も 静かな人達だし
今日は少し口数が少ないだけだろう