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モノクロナツキ
987
#能力
めんだこ
722
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コメント
3件
うわ、これ……詩だ。38話目で急に文体が変わっててびっくりした。でも「バカだよな」って連呼する切なさと、何度もプロローグとエピローグを繰り返すもがきが痛いほど伝わってきた。ズタボロってタイトル通り、心がボロボロになるのが目に浮かぶ。読んでて胸がぎゅってなった。
「ズタボロの恋」
愛して
殴られて
捨て去られても
君が恋しい
バカだよな
もうこれで何回目のプロローグだろう
書き足して
紡いだはずの物語が
情けないほどあっけなく
音を立てて
崩れてゆく
瓦解の音が鳴り止まないまま
立ち尽くすだけの日々に
何を見出せばいい?
誰に問うでもなく彷徨う
言の葉が風で舞い上がる
何者かの叫びが聞こえたような気がして
振り返る
誰もそこに居やしないのになあ
心が震えるのは
寒さに凍えてるわけじゃない
君の温もりが恋しいからだよ
温めにきてほしいけれど
もう彼のものだから
甘えたいや
もう甘えられないか
愛して
泣かれて
絶縁されても
君が愛しい
バカだよな
もうこれで何回目のエピローグだろう
書き直して
紡いだはずの物語が
格好悪いほどむじょうに
音を立てて
崩れてゆく
崩壊の音が鳴り響いたまま
何を掴み取ればいい?
誰に問うでもなく漂う
言の葉が海に溶け込む
何者かの恨みを感じたような気がして
立ち止まる
そこには誰も居やしないのになあ
心を劈くのは
寒さに凍えているわけじゃない
君の温もりが愛しいからだよ
添い寝しにきてほしいけれど
もう彼のものだから
甘えたいや
もう甘えられないか
おまけ解説
テーマ自滅
付き合えば
身を滅ぼす恋になると分かっていても
離れがたいほど愛を捧げた
それなのに
アッサリと捨てられた 人間の
末路にフォーカスを当てました
以前の「愛の末路」に近い作風が特徴です